「人生しんどい…」 生きることに疲れたら思い出したいこと3つ
気持ちが沈んでいるとき、どうすれば浮上できる? 意識したいことをご紹介します。
人生は、ときにつらい試練や疲労感に直面するものです。どうすれば、少しでも心の重荷を軽くすることができるのでしょうか?
fumumu取材班が、生きることに疲れたときに意識したいことを聞いてきました。
①休息期間だと考える
「人生の疲れを感じたときには、その状態を休息期間と捉えることが大切かも。人生において『ずっと元気に! 前向きに!』なんて、なかなか難しいですから。
しんどいときに『早く元気にならなくちゃ』と無理にポジティブに動こうとすると、その反動でさらに疲れてしまいそうですよね。
疲れたときに休むことは、生きていくうえで自然なことじゃないでしょうか。元気がないなりに淡々と生活を続けていれば、どこかでフッと気持ちが浮上するタイミングがくる気がします」(30代・女性)
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②夢や目標にとらわれない
「夢や目標に対する過度なプレッシャーを感じている人もいるんじゃないでしょうか。今の時代、SNSをのぞけばキラキラと輝いている人がたくさんいますから。
他人と自分を比較して、自分の人生の価値がわからなくなっているのかも。夢や目標がなくても、全然生きていけますよ。夢を持っているように見える人も、本人からすれば人生に迷ってばかりかもしれないし。
漠然とした夢や目標よりも、今この瞬間に焦点を当てて、小さな喜びを見つけることに気持ちを向けたほうがいいと思います。人生の喜びは大きな目標だけにあるんじゃなくて、日常の中にも存在するものですからね」(40代・女性)
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③原因を考える
「自分がどうしてそんなに疲れているのか、原因を深く探ることも重要だと思います。自分が直面している問題や困難の、さらにその背後にある要素を見つけないと、対応方法を考えることができないから。
たとえば『人と話すことが疲れる』なら、誰と話すと疲れるのか? 特定の相手なのか? と考えてみる。そこで『近所に住んでいる、あの人と話すとしんどい』とハッキリしたら、外出のタイミングをずらすとか、最終的には引っ越すとか、自分なりのやりかたを考えられますよね。
原因を明確にして、適切な対策やサポートを見つけることで、問題の解決に向けて一歩が踏み出せるんだと思います」(30代・女性)
日常生活が困難になるほどに体に不調が出ている場合は、医療機関への受診が必要な場合もあります。
自分の力だけでは困りごとを解決できないときは、積極的に専門家の力も借りてくださいね。
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(文/fumumu編集部・nana)