土砂降りで入りがちな「あの場所」は危険? NHK生活・防災が呼びかけ

“都市部の水害”について「NHK生活・防災」が注意を呼びかけました。

土砂降り 台風 地面

台風2号の影響で梅雨前線が活発化し、2日は全国各地で大荒れの天気に。NHK生活・防災の公式ツイッターは、土砂降りにおける注意点について呼びかけました。

【ツイッター】NHK生活・防災「都市部の水害、注意点まとめ」


■「地下」は危険、一気に水が流れ込む恐れ

同日は、本州付近に停滞する前線の活動により、各地で「線状降水帯」が発生。大雨による災害の危険性に注意が必要です。そんななか、同アカウントでは「土砂降りだから地下に入ろう…と思うかたもいるかもしれませんが、大雨のとき『地下は危険』です!」と呼びかけました。

「地下室、地下街、地下駐車場」は一気に水が流れ込む恐れがあり「水深50センチで水圧は100キロにのぼり、水深10センチでも子供はドアを開けるのが困難になる」といいます。


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■外出時の注意点

外出の際は「すぐ地下から出る」「川からすぐ離れる」「出勤や帰宅時間を変更する」といったことを心がけることが重要とのこと。

また「地下にいると天気の変化がわからないので気象情報をチェックして避難の決断を」「川の水位を見て『まだ大丈夫』と思っていると逃げ遅れます 気象情報を見て避難を判断して」「出勤中・帰宅中に被害に遭うケースは後を絶ちません。企業は社員を無理に出勤・帰宅させないように」と呼びかけています。


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■避難時の注意点、長靴は…

避難の際も注意が必要。「車で避難」の場合は「アンダーパス(交差する鉄道や道路などの下)」や「川沿いの道路」「水田・水路の近く」といった“浸水リスク”のある場所は極力避けることが重要だといいます。

徒歩での避難の際は「長靴はNG」で、「履き慣れたスニーカー」及び「動きやすい服装」がベスト。避難中に流されて死亡するケースが相次いでいることから「冠水している場所には入らない」「できるだけ二人以上で避難する」ことが大切とのこと。


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■少しでも“リスクを下げる”

和歌山県では「警戒レベル5」、そのほか奈良や大阪、愛知や岐阜では「警戒レベル4」相当の氾濫危険情報が発表されています。

そのため「命を守る行動」として「積極的には動かない」「二階以上の少しでも安全な場所に移動すること」「川のすぐそばなどの場合は、自宅は危ないので“鉄筋コンクリートの建物”などの避難を急ぐこと」が重要。

ベストな避難が難しくても少しでも“リスクを下げる”過ごしかたを考えることを心がけましょう。

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