大島由香里、長野立てこもり事件で岩井志麻子に質問… 「回答」が注目集める

立てこもり殺人で猟銃が使われたことに、猟銃免許を持つ岩井志麻子さんがコメント。「本当に私達悔しがっていて…」。

大島由香里

1日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、長野県中野市で4人が刃物や猟銃で殺害された事件について報道。

司会の大島由香里アナウンサーが猟銃免許を持つ作家・岩井志麻子さんの見解を求め、返答に注目が集まっています。


■「ぼっち」と言われたように聞こえて殺害か

5月25日、長野県中野市で「男が女性をナイフで刺した」という通報があり、駆けつけた警察官2人が猟銃で撃たれ、刺された女性とともに病院に搬送されましたが死亡。

報道によると、自宅に立てこもった容疑者の男は翌朝逮捕され、後日動機について「事件当日に『ぼっち』と言われたように聞こえ、恨みを爆発させた」と供述。容疑者の母は県警に「息子の思い込みだと思う」と話しているもようです。


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■猟銃免許を持つ立場としてコメント

今回の事件が「立てこもり猟銃殺人」と呼ばれていることもあり、大島アナは志麻子さんに「志麻子さんは猟銃をもっていらっしゃると思んですが…」と問いかけ。

志麻子さんは「それなんですよ…私も猟銃2丁持ってるんです。だから銃仲間はみんな、これに関してめちゃくちゃ怒っているし悔しがっているし、何より悲しんでいます」と怒りを滲ませます。

続けて「私たちは…銃を持っている人間は、プライドというか、誇りがあるんですよ。厳しい審査を超えて『銃を持つにふさわしい、銃を持っても持ってもいいです』というお墨付きをもらったという、そこにプライドがあるし、銃仲間独特の連帯感というか仲間意識っていうのも強いんですよ、本当に私達悔しがっていて」と、銃仲間の悔しい気持ちを代弁しました。


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■精神鑑定と身元調査は難しい?

さらに志麻子さんは、「猟銃を持っていることが自分の中で抑止力というか…これを(猟銃を)持てるのを許されたんだから、ふさわしい人間にならなければいけないと。今年も更新なんですけど、今年も無事にやってきた。次の3年間も何もやらかさずに、持っていいと言われる人間でいようという意気込みがある。本当に悔しくて悲しくて…」と、免許を持つ側の矜持にも言及。

再発方施策についても言及し「100%確実ななんというか…精神鑑定とか身元調査とかってやっぱりちょっと現実的には難しいですよね…」と、免許を交付する側の「基準」について思いを巡らせています。


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■垣花正アナは「猟銃が悪いんじゃなくて…」

司会の垣花正アナウンサーは、「猟銃が悪いんじゃなくてこういうことをやってしまう人は、猟銃じゃなくても何かを持って…手にしてしまうんじゃないか、てことになるんでしょうねきっと」と分析。

容疑者の父親が「息子に頼まれて猟銃を買った」と証言していることもあり、1人息子を持つ志麻子さんは「ご両親を責めるのもつらいんですが…」と複雑な心境を漏らしています。

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(文/fumumu編集部・星子

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