元ジャニーズJr. 女性と性行為中も…「その度にジャニーさんを思い出す」

「知らなかった」発言をしたジュリー氏に「認めるチャンスはまだある」と訴えました。

ジャニーズ事務所

1日、お笑いタレントで笑下村塾・代表のたかまつななさんが、自身のYouTubeチャンネルを更新。

35年前からジャニー喜多川氏からの性被害を告発している元ジャニーズJr.の平本淳也さんが登場した今回、「知らなかった」発言をしたジュリー社長に「認めるチャンスはまだある」を訴えました。

【動画】「許す・許さないじゃなくて、認めてほしいのよ」
 

■女性と性行為中も「ジャニーさんを思い出す」

3月、イギリスの公共放送BBCが報道した「ジャニー喜多川氏と性的加害の問題」への出演・制作協力をしていた平本さん。自身は13歳~18歳までの5年間、Jr.として在籍していますが、首や耳元へのキスや口淫の被害を受けてたことを告発しています。

「たとえば今でも、女性とそういうこと(性行為)をすると、その度にジャニーさんをすっごい思い出しますよ」と、思い込んで苦しむ…というよりも「不思議な、おかしな経験をした」という思いが出てくることを明かしました。


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■「単なる芸能スキャンダルじゃないの?」

平本さんは35年前の1989年に書籍『8人目の光GENJI』を出版し、ジャニー喜多川氏の性加害について告発しています。先に告発本を出している元フォーリーブスの北公次さんともうひとりの被害男性のと3人で「ジャニー、メリーに責任をとらせよう」「俺たちの力でジャニーズを変えてやろう」との思いで、イベントなども開催。

「その時、2万人ほどのファンが賛同してくれた。週刊誌なども10社には満たないくらいだけど取り上げてくれた」と、それぞれの書籍もベストセラーになり、イベントでも多くのファンで埋まる…といった影響力を持っていたものの「大手含めて、テレビはみんなスルー」。性犯罪であるにも関わらず、「単なる芸能スキャンダルじゃないの?」とゴシップ的扱いで見られていたといいます。

また今回の告発でも、心無い言葉を浴びせる人もいますが、平本さんも「僕らが売名行為していると思われる、思われていた。それが一番つらかった」と当時を振り返りました。


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■下積み=性被害

平本さんの書籍を読んだ後輩からは「やっぱり辞めたほうがいいですかね」「やらなかったら(先に)いけませんかね」などの相談が多数きたそう。

Jr.の道のりは、ジャニー氏に好かれる→なにかしら活動の場を与えられる→デビューできるかわからないけどユニットに入る/入らない→デビューできる/できない…という流れですが、平本さんは「ジャニーズ事務所の場合は、下積み=性被害・性的行為を受けなければいけない、というのがあった」と、いわゆる“下積み”に性行為を受けることが入っていたと説明しました。

続きを読む ■「認めるチャンスはまだある」

『ジャニーズのすべて 少年愛の館』