「死人が出るから、絶対手を離すなよって…」 バカリズムの“壮絶ロケ”にスタジオ絶句

バカリズムさんが、体を張っていた下積み時代を懐古。今では考えられない危険な仕事もあったといいます。

バカリズム

30日放送の『かまいガチ』(テレビ朝日系)に、お笑いタレントのバカリズムさんが出演。

下積み時代を振り返り、想像を絶する仕事内容にスタジオが騒然となる一幕がありました。


■体を張りまくった下積み時代

現在では多方面で活躍するバカリズムさんも、過酷な下積み時代を経験してきたといいます。

20代後半の頃、バカリズムさんは家賃3万円の風呂なしアパートで暮らした時期もあり、最もつらかった仕事というのが、「街ブラをしながら、合計2,000秒水に顔をつける」という企画。

実際のVTRも放送され、街中で水が入ったバケツや洗面器にバカリズムさんが顔を突っ込み、限界まで息を止める…。それを繰り返し、最終的には噴水の水に顔を付け、倒れ込む姿が映されると、スタジオは騒然…。


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■「死人が出る」とまで言われた中国ロケ

この他にも、「2000mmの大玉を北京から万里の長城まで運ぶ」企画も壮絶だったと振り返るバカリズムさん。

万里の長城の階段を、バカリズムさんが大玉を転がしながら登る実際のVTRが流れると、インパクトのある映像にスタジオは驚き。

しかし「今だったら絶対にダメなんですけど、下に観光客がいるから…」「僕らが手を離したらそのまま転がって死人が出るから、絶対手を離すなよって」言われていたと明かし、これには絶句する出演者も…。


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■ピンになり『R-1ぐらんぷり』が転機に

そんなバカリズムさんの転機となったのが、2006年の『R-1ぐらんぷり』。

「これで決勝に行くかどうかで180度変わるっていう、分岐点感が完全にあったんです。これで行ったら多分生活変わるだろうなって。だから、絶対に決勝行かないともうダメだと思って」と、人生を懸けて大会に臨んだと振り返ります。


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■人生が変わった瞬間、食べたものは…

そうして、「決勝進出が決まった日、初めて自分の意志でロイホ(ロイヤルホスト)に行ってカレーを食べたんですよ」とバカリズムさん。

「ロイホは高いから、それまでは誰かに『行こう』と言われなければ行かなかったんですけど、初めて『食っていけるから、俺。もうロイホのカレーを食べていい人間なんだ』って思って」と振り返りました。

このバカリズムさんのエピソードに、スタジオからは「ちょっと痺れますね」との声が溢れた他、視聴者からも「バカリさんの下積み話を泣きそうになりながら聞いてる」といったコメントが相次ぎ、反響を呼んでいます。

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(文/fumumu編集部・衣笠 あい

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