高須幹弥院長、ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐりNHKに苦言 「特集を組んでくれ」

BBCキッカケで騒動になったことには「日本の恥」と述べました。

NHK高須クリニック名古屋院の高須幹弥院長が16日、自身のYouTubeチャンネルを更新。

ジャニーズ事務所・藤島ジュリー景子社長について見解を示すなかで、NHKについて「NHKのスポンサーは国民」と私見を述べ、視聴者から反響が寄せられています。


■第三者委員会について「本当はこれをやらないといけない」

ジャニー喜多川氏の性加害問題の告発や報道を受け14日、ジュリー社長は謝罪動画と書面を発表。この内容にも物議を醸しています

今回、幹也院長はインスタグラムのフォロワーから多くの要望があったことを明かし、「藤島ジュリー景子社長の謝罪動画を観た私の感想」と題した動画を公開しました。

ジュリー氏が動画を出したことについて「このままダンマリを続けて、世間が鎮火することを期待してたけど、ジャニーズのファンも怒って予想以上に炎上したから、謝罪したほうがプラスだろう、と判断したと思う」と推測。

また、多くの人たちが指摘している「第三者委員会を設置しない」という部分に関して、「本当はこれをやらないといけない」「コンプラインス委員会も、内部で立ち上げて運営するから、その組織が腐敗してしまったら意味がない」と私見を述べました。


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■海外の報道がキッカケ「日本の恥」

この件は3月にBBCが報道、その後カウアン・オカモトさんが会見…という流れですが、幹也院長は「本当に情けないのは、日本のメディアはダンマリしてたんだけど、海外のメディアが報道したことによって騒ぎになった。これが本当に日本の恥の部分」「ネットにない時代だったら黙認してる状態」と心情を語ります。

さらに「NHKも同罪」と話し、「NHKは受信料で成り立っている局で、スポンサーは我々国民。少年たちが被害に遭っていたことを知りながら黙認していた」と苦言。

「受信料払いたくないとか、口に出して言ってもいいレベル」「今回の事件について特集を組んでくれ、謝罪番組を作ってくれ、と声をあげるべきだと思う」と考えを伝えました。


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■業界人も当たり前のように知っていた

ジャニー喜多川氏の性加害について「知らなかった」と伝えるジュリー氏に対して幹也院長は、1999年に文春が記事にし裁判に発展した当時は、取締役だったことや、加害について認められていることから「絶対知ってるはず」「知らないわけがない」と断言。

自身も美容外科医になり、テレビ局や代理店の人たちと付き合いが出てくるなかで「ジャニーさん、あういう人だからね」「やってますよね」との言葉が当たり前のように言っていたことを明かしました。

今回の動画には「NHKへのご批判は、おっしゃる通りです。 公共放送として襟を正して欲しい」「幹弥さん、よく言った。仕事で芸能やマスコミ業界と接点があるのに立派だと思う。今回の事件の論評で一番まともな見解を聞けて嬉しいです」「国民やファンである大人が許さない態度を取り続ける事が、こういう児童虐待問題が二度と起こらないようにする抑止力になると思います」「国民としてはNHKがきちんと報道しないのは納得いかない」などのコメントが寄せられています。


※追記

17日午前、NHKは『クローズアップ現代』で取り上げることを発表しました。

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