ジュリー社長「第三者委員会を設置しない」 その理由にたかまつなな「公表しないことはできる」「言い訳」

14日、書面で「故ジャニー喜多川による性加害問題について当社の見解と対応」を公開したジュリー社長。その内容にたかまつななさんは苦言。

ジャニーズ事務所

15日、お笑いジャーナリストのたかまつななさんが、自身のYouTubeチャンネルを更新。

ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長が書面で発表した「見解と対応」に、疑問を投げかけました。

【動画】書面を公開したジュリー社長。その内容にたかまつななさんは苦言


■告発について「認める・認めないと言い切れない」

ジャニー喜多川氏の性加害問題について14日、ジャニーズ事務所は公式ホームページで、ジュリー氏の1分間の謝罪動画と書面を公開しました

動画では、世間を賑わせていることに対しての謝罪をし、告発に関することは書面で回答していますが、たかまつさんは「一番ひどいと思うのは、性被害があったかどうか認めていない。曖昧な書きかたをしている」と言及。

「BBCの番組報道、またカウアン・オカモトさんの告発は事実か?」との問いに対して、ジュリー氏は「当然のことながら問題がなかったとは一切思っておりません」「そのような行為自体は決して許されることではない」としながらも、ジャニー喜多川氏に確認できないことから、認める・認めないと言い切れないことや、「憶測による誹謗中傷等の二次被害についても慎重に配慮しなければならない」と回答しています。


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■“知らなかった”には「無理がある」

また、性加害の実態について「知らなかった」と回答するジュリー氏に、たかまつさんは「半世紀ほど世間で囁かれていることを『知らなかった』というのは無理がある」とコメント。

ジュリー社長は1999年の時点では取締役という立場でありながらも、ジャニー喜多川氏とメリー喜多川氏が会社管理・運営をしており、「重要な情報は、二人以外には知ることの出来ない状態が恒常化していました」と回答していることに関しても、「大問題。会社のガバナンスとしてかなり問題」と意見を述べました。


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■第三者委員会を設置しない理由に「言い訳」

公開された書面を見た人は、多くの部分に物議を醸していますが、特に声をあげられているのは「第三者委員会を設置しない」ということ。

これについてジュリー社長は「本件でのヒアリングを望まない方々も対象となる可能性が大きいこと、ヒアリングを受ける方それぞれの状況や心理的負荷に対しては、外部の専門家からも十分注意し、慎重を期する必要があると指導を受けたこともあり、今回の問題については別の方法を選択するに至りました」と説明しています。

たかまつさんは「“ヒアリングを望まない方”というのは、今いるタレントさんも含めて…ということだと思います。被害を受けていない方、被害を受けたけど隠していきたいという方もいる。どう折り合いをつけていけばいいか…と悩まれているところだと思う」と推測。

つづけて「プライバシーに関わることは公表しない、ということはできると思うので、言い訳じゃないかなと思う」と伝えました。

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