生放送中に届いたメッセージに絶句… マツコ「便利を追求しだすとこうなる」

物流業界の深刻な人手不足問題。マツコさんも警鐘を鳴らすなか、放送中にメッセージが届き……。

マツコ・デラックス

24日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)では、物流業界における“2024年問題”を報道。

タレントのマツコ・デラックスさんがこの問題に警鐘を鳴らすと、放送中に窮状を訴えるメッセージも届き、注目を集めました。


■物流業界における「2024年問題」

2024年にトラック運転手の残業規制などが強化される影響で、人手不足が予想される“物流の2024年問題”。

ネット通販などで荷物は増え続ける一方で、ニュース記事では「何らかの対応を取らなければ、人手不足で2030年には全国で35%の荷物が運べなくなると推計される」とも報じられています。

「これまでの物流はドライバーの長時間労働で支えられてきた」社会問題が浮き彫りとなり、マツコさんは「残業云々とか抜きにして、もうすでに足りない」と指摘。


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■マツコ「通販はやりすぎ」と警鐘

正社員だけでは人手が足りず、臨時で人を雇うなどして人件費がかさみ、企業によっては赤字計上している現状にも触れ、「ちょっと通販はやりすぎだと思う。やらなくてもいいレベルの物もやっちゃってる気がする」とマツコさん。

高齢者など買い物に出るのが難しい場合は「仕方がない」とした上で、マツコさんは「お前別にヒマじゃん! みたいなね」「(ゲームなどを中断したくないから)出前から日用品から全部ネットで買い物しますってなると、そりゃこうなりますわな…」とも指摘します。


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■「誰かに皺寄せ」前提での対策ではダメ

マツコさんは、「便利を追求しだすとこうなんのよ。だから、いい頃合いっていうのは見つけないとダメだよね」とも話し、「誰かが皺寄せられるっていうのが前提で、どうにかしましょうっていうのは無茶じゃん」とコメント。

根本的な解決策として「物流企業にはここまで頑張ってもらいます、でももうこれ以上は無理だから、何割は、ネットで買い物しているものは歩いて買い物に行きましょうっていう…」とも提案し、警鐘を鳴らしました。


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■生放送中に届いたメッセージに絶句…

すると番組の後半で、「運送業者でバイトをしている」という視聴者からメッセージが。

そこには「現状、午前指定が一番大変です。170個前後ある荷物を2人で3時間半で捌きます」と現場の窮状がつづられており、番組司会の垣花正さんは思わず「マジ……!?」と絶句。

メッセージを通じて「在宅してくださるだけで、待ち時間も少なくなり、気持ちが楽になります。せめて、指定の時間に在宅をおねがいしたいです」と、改めて呼びかけられました。

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(文/fumumu編集部・衣笠 あい

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