谷原章介、“交通カスハラ”に困惑 無賃乗車の末に「そんな金払えるか」と杖で攻撃

『めざまし8』では、カスハラに悩むバス会社が「お客様は神様ではありません」という広告を出したことを取り上げ、話題に。

谷原章介

6日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、「カスタマーハラスメント(カスハラ)」について報道。

行き過ぎた暴言などに悩まされたバス会社が「お客様は神様ではありません」という声明を出したことを取り上げ、司会の谷原章介さんも理解を示しています。


■「お客様は神様ではありません」と広告

カスハラとは、乗客からの暴行・脅迫や暴言などの迷惑行為「カスタマーハラスメント」の略。2023年3月に新聞に掲載された、「行き過ぎたクレーム」に苦言を呈したバス会社の広告が、SNSで話題になっています。

「その苦情、行き過ぎじゃありませんか」「お客様は神様ではありません」というメッセージが織り込まれた当該の広告には、およそ12万もの「いいね」が。

バス会社側は、理不尽なトラブルが立て続けに起きたため広告を出そうと思い立ったとのことで、カスハラから従業員を守る意図も。公開当時からSNSででも話題になり、賛否両論様々な意見が寄せられています。


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■無賃乗車で「そんな金払えるか」と杖で攻撃

近年、交通分野での「交通カスハラ」が増加しており、中には身体的・精神的な攻撃、土下座の要求、執拗な言動など悪質なものも。

番組では一例として、料金を払わず「後日払う」と下車して、従業員が集金のため自宅を訪れたところ、「そんな金払えるか」と杖で攻撃してきた、という驚きの行動も紹介しています。

上記の広告を出したバス会社は「お客様は神様ではありません。今後理不尽なクレームや要求には毅然とした対応をとり、場合によっては乗車をお断りいたします」と発信しており、谷原さんも「よほどの事情があってのことだと思います…」と理解を示しました。


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■谷原「健康にも影響しそう」と心配

番組によると、交通カスハラで最も多いのは暴言。具体的な例として「バカ野郎、生きている価値がない、早く行け、殺すぞ」などの言葉があげられていました。

過激な言葉の数々に、谷原さんは「こういう言葉を受け続ける運転手の皆さんの心理…健康にも影響しそうですけど…」と心配も。

理不尽なクレームに悩まされる運転手の気持ちに寄り添い、運転手と乗客が「いい関係を作ってほしいですね」とのべています。


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■安全ボードを蹴られたり首を掴まれることも

とりわけタクシー運転手からは、酔っぱらいによる交通カスハラが多く報告されており、安全ボードを蹴られたり首を掴まれるような危険な行為も。

昨今では「お客様は神様」ではなく乗客と運転手は対等の関係であるべきという見方が広まっており、谷原さんも「お互いの対話が大事だと思います」「お互い様っていう意識も大切ですよね」と強調しています。

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(文/fumumu編集部・星子

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