クリーニング店での強盗事件 武井壮が治安悪化を憂慮「当たり前みたいに…」
蒲田のクリーニング店に強盗が入った事件。武井壮さんも「ちょっと恐ろしいです」とコメント。
28日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、東京・大田区蒲田のクリーニング店に刃物を持った男が押し入り、現金5万円を奪って逃走中であることを報道。
現場付近の防犯カメラの映像も放映し、タレントの武井壮さんも全国で相次ぐ強盗被害に危機感を募らせました。
■刃物を持った強盗が逃走中
報道によると27日午後4時過ぎ、蒲田のクリーニング店に刃物を持った男が押し入り、「金を出せ」など従業員を脅して現金およそ5万円を持って逃走。
現場はJR蒲田駅にほど近く、すぐ近くには小学校も。逃げた男は40~50代で、身長は160~170cm程度と報じられており、警視庁が行方を追っていると報じられています。
現場付近の防犯カメラには、従業員の悲鳴や、男が自転車に乗って逃走する様子が残されていました。
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■「警察は徹底的に取り締まって」と希望
同番組では防犯カメラの映像も公開しており、人通りが少なくない中、犯人と思われる男が慌てる様子もなく悠々と逃げる様子が見て取れます。
ジャーナリストの立岩陽一郎さんは、一連の広域連続強盗とは異なり「昔からよくある強盗事件」ではないかと予想し、「こういうのやる人間は、わりと気軽にやっている感じがするんですよね。窃盗の延長みたいな、だけどこれは強盗ですからね」と指摘。
さらに「けが人が出なかったってだけであって、けが人が出るかもしれない、あるいは死者がでるかもしれない。警察は徹底的に取り締まってほしい」と、捜査の進展に関心を寄せました。
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■武井壮も「ちょっと恐ろしいです」
司会の谷原章介さんは、「一連の強盗がよくあるからといって、強盗を簡単にやっていいわけでは絶対にないですし」と警告し、「行き当たりばったり感がある」と指摘。
武井さんも「決して計画的には見えないですし、こういう強盗みたいなことがよく目について、当たり前みたいになってきているのがちょっと恐ろしいです…」と、治安の悪化を憂慮するコメントをしています。
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■メディアの報道が抑止力になることを期待
立岩さんは、「ただ、可視化されてきている。テレビでこういうのをやるっていうのは良いと思う。『こういうのは絶対逃さないよ』っていう社会のメッセージとして受け取ってほしい」と発言。
谷原さんも「結果こうやって放送されたことで、一連の強盗を起こした人が全員捕まってくれれば」と、メディアが抑止力になることに期待を寄せています。
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(文/fumumu編集部・星子)