伊集院光、“甲子園ペッパーミル騒動”に言及 高野連の声明文に「さっぱりわかんねぇな」

甲子園で”ペッパーミルパフォーマンス”披露し注意を受けた高校球児。伊集院さんは「高校生こそやっていいんじゃねぇの?」と苦言。

伊集院光
(画像は伊集院光ツイッターより)

20日放送のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で、パーソナリティを務める、タレントの伊集院光さんは、選抜高校野球で高校球児が「ペッパーミル」パフォーマンスを披露し、審判員から注意を受けた件に言及。

また、高野連の声明文にも呆れながら苦言を呈しました。


■高校球児のペッパーミルパフォーマンス

WBC“侍ジャパン”で人気沸騰中のラーズ・ヌートバー選手。明るいキャラクターと、出塁時などにペッパーミルをグリグリするようなポーズをする“ペッパーミルパフォーマンス”は注目を集め、真似をする人も増加しています。

このパフォーマンスは、「身を粉にする」「コツコツつないでいこうぜ」などの意味が込められており、その前向きなパフォーマンスはチーム内でも受け入れられ、大谷翔平選手もするようになりました。

そんななか、18日に甲子園球場で開幕した『第95回記念選抜高等学校野球大会』で、第1試合に登場した東北高校(宮城)の選手が、相手のエラーで出塁した際、自軍に向けて“ペッパーミルパフォーマンス”を披露。その姿に一塁塁審は「パフォーマンスはダメ」と東北高校側に注意。


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■高野連、異例の声明文

そして試合終了後、東北高校の佐藤洋監督は「なんでこんなことで、子供たちが楽しんでいる野球を大人が止めるのかなと感じました」「もう少し子供たちが、自由に野球を楽しむことを考えてほしい。日本中が盛り上がっているのになんで駄目なのか、理由が聞きたい」と異議を唱えました。

この発言が大きな反響を集めたことを受け、日本高等学校野球連盟は「高校野球としては、不要なパフォーマンスやジェスチャーは、従来より慎むようお願いしてきました。試合を楽しみたいという選手の気持ちは理解できますが、プレーで楽しんでほしいというのが当連盟の考え方です」と異例の声明を発表しています。


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■伊集院「どう収めてくるのかなと思ったら…」

番組内で、この件に触れた伊集院さんは、「高野連はどう収めてくるのかなと思ったら…『エラーであんな喜んじゃいけないよ』だったら、まぁギリわかるかなと思ったら、そうじゃなくて。もう、ヌートバーポーズ…はしゃいでんじゃねぇ、みたいな」と苦笑。

「監督も偉くて『野球を楽しめって僕は言ってるから、全然あれで合ってるんです』っていうんだけど、(高野連は)『楽しむのはプレイで楽しめ』みたいなことを言うわけ」と高野連の声明文に納得がいかない様子を見せました。


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■「高校生らしいよ」「さっぱりわかんねぇな」

過去の甲子園では、選手のガッツポーズを「高校生らしくない」と注意されたこともありますが、伊集院さんは「派手にガッツポーズするのは高校生らしいよ」「むしろ、いい大人がみんなでやることはないと思うけど、高校生こそあのペッパーミルやっていいんじゃねぇのって思う」とコメント。

つづけて「なんなのかね、高野連の人たちの思ってる高校生って、どんな感じになってるのかがもう、さっぱりわかんねぇな、みたいなね」と苦言を呈しました。

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(文/fumumu編集部・冬野 とまと

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