谷原章介「学童落ちた」と嘆く保護者の声に共感 「どんな基準で…」

SNSで「#学童落ちた」というハッシュタグが飛び交っている問題で専門家を交えて具体的な解決策について考察。

谷原章介

10日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、ネット上に「#学童落ちた」というハッシュタグが飛び交っていることを報道。

司会の谷原章介さんも保護者たちの怒りや困惑の声に共感し、注目を集めています。


■「国なんかクソくらえよ」とSNS投稿も

学童保育とは、働くシングル親や共働き家庭などに向けて、放課後に小学生を預かる施設のことで、希望者が定員を超えた場合は自治体が受け入れる児童を決定します。

学童保育を落ちてしまった場合は、民間の学童保育に通わせるケースもありますが、1ヵ月3万円~5万円、場合によってはそれ以上の高額になることも。対する公立は、4,000円から8,000円が多いと言われています。

番組の中では、民間の学童に頼り月額8万(1人)の出費になったシングルマザーから「何がお母さん、我々はいつも見方です、だよwww 国なんかクソくらえよ」とSNS投稿があった事例も紹介し、現場の混乱を伝えています。


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■定員オーバーの場合は「下の学年」優先

学童に落ちてしまい民間学童の費用が高額になってしまったケースも多く、「仕事のために預けるか預けるために仕事をするのか分からなくなる」という母親も。

谷原さんは「本当に難しいですね」と共感を示し、「自治体によって違いはあると思うんですけど、どんな基準で選ばれているんでしょうか?」と質問。

専門家は、「基本的には未就学児が利用する保育所と同じですね」「日中に子供をみられる大人が家にいないということが必要になることです」と説明し、定員オーバーの場合は「下の学年」が優先になることも付け加えています。


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■学童がないと「生活が全く成り立たない」

起業家でコメンテーターの鈴木円香さんは「本当に困ると思います」とのべ、「うちはたまたま通っている学校の同じ敷地の中の学童に1年生から入れたんですけど。もしこれがなかったらもう生活が全く成り立たないですね」と自身の経験も交えてコメント。

身近にも学童保育に落ちた知人がいることを明かし、「小学生ってやっぱり低学年だと1時とか2時とかに学校が終わって帰ってきちゃって、そこで帰ってこられちゃったら本当に仕事ができない。さらに夏休みとか長い休みがあるので、そこも預かっていただかないと仕事ができない」「『保育園落ちた』っていうもあるんですけどそれと同じくらい…絶望感は親としても同じ」と、訴えています。


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■専門家は「ファミリーサポート」の利用も推奨

谷原さんは、「まぁ小学校1年の壁って、実は学童保育に受かったとしても実は大きな壁ってあるんですよね」と問題提起。

専門家は具体的な解決策として、「児童の預かりの援助を受けることを希望する者と当該援助を行うことを希望する者との相互援助活動『ファミリーサポート』」を利用する方法もあると提案しています。

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(文/fumumu編集部・星子

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