確定申告にも登場する『続柄』って何と読む? 役所でドキッとした人も…

『続柄』の正しい読みかたを知っていますか? 期限迫る確定申告にも登場するあの言葉。

続柄

提出期限が迫る所得税等の確定申告。

さまざまな項目がありますが、例えば『続柄』という項目、あなたは正しく読めていますか?


■『続柄』って何と読む?

fumumu編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に『続柄』の読みかたに関する意識調査を実施。

その結果、「ぞくがら」と読むと答えた人が全体で最も多く65.3%でした。


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■「つづきがら」と読むのがベター

なお、『続柄』の正しい読みかたは「つづきがら」。編集部の調査では、全体で34.6%の人が正しい読みかたを回答していました。

しかし、『デジタル大辞泉』(小学館)では、“俗な言いかた”として「ぞくがら」が紹介されているため、現代ではどちらの読みかたも正しいようです。ちなみに言葉の意味は、「親族としての関係」を指します。


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■ネットでは「間違えてた」の声

正しい読みかたが「つづきがら」ということについて、インターネット上では「人生64年ずっと間違えてた」「知らないで『ぞくがら』と読み続けてたの今になって気づいて泣いちゃった」「じつは『つづきがら』が本来だったと、本日知った。成人してからかなり経つので、ショック。市役所手続の説明中に、職員さんにサラッと言われて動揺した」というユーザーの声が見受けられました。

一方で、結婚式の打合せの際に、「『ぞくがら』を書いてください」と言われて困惑した人もいるようで、「『えっ!』てなった。『ずっとその仕事しててずっとその読み方なの?』と思ったけど、最近では『ぞくがら』と読むんかな。年上の方やったけども」という声も。


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■確定申告にも『続柄』が登場

ちなみに…3月15日が提出期限の所得税等の確定申告にも『続柄』を記載する必要があります。

確定申告の続柄は、住民票と同じく世帯主を起点とした関係を記載。そのため、申告者本人が世帯主の場合は「本人」、配偶者が世帯主の場合は「夫」「妻」、父親または母親が世帯主の場合は「子(または長男、長女なども可)」と記載します。

現在では、「つづきがら」も「ぞくがら」も正解な『続柄』という言葉。公的な書類で用いられることが多いため、声に出すことは少ないかもしれませんが、いざというときにドキッとしないために、この機会に覚えておきましょう!

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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年01月19日~2022年01月21日 調査対象:全国10代~60代男女800名 (有効回答数)

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