中国が飛行物体の撃墜準備との報道 橋下徹「ワンクッション間に…」と持論

中国山東省青島沖で正体不明の飛行物体が確認された件で中国側が「撃墜の準備をしている」と通知し話題に。

橋下徹

13日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、中国山東省青島沖で正体不明の飛行物体が発見されたことを報道。

元大阪府知事で弁護士の橋下徹さんは、今世界中で相次いでいる「未確認飛行物体問題」とも関連付けて持論をのべ反響を呼んでいます。


■中国の飛行物体「撃墜する準備」

中国の未確認飛行物体発見に先駆けて、12日、アメリカ軍が北米五大湖の一つ・ヒューロン湖の上空で未確認飛行物体を撃墜しました。

4日にも中国の偵察気球を撃墜しており、米軍の飛行物体撃墜は今月に入り4件目。そんなタイミングで見つかった中国の未確認飛行物体に対し、中国山東省青島市の海洋発展局は「撃墜する準備をしている」と公表しています。


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■橋下徹が「違う方法」についても考察

番組内では、中国情勢に詳しい専門家の言葉として「これまで暗黙の了解で行なっていた偵察活動が(撃墜し合うことで)新たな競争の場になる可能性があるのではないか」という見解も紹介。

司会の谷原章介さんは、「橋下さんこういった偵察もしくは気球みたいなものを、双方の国が撃墜しあう、カナダもアメリカも中国も…じわっと緊張感が高まって嫌な空気感ですね」とコメンテーターの橋下さんに問いかけ。

橋下さんは自身が別の番組で撃墜を「国家の主権行為として当然のこと」と言い切ったことを振り返りつつ、「先週村上さんが『いきなり撃墜しなくても違う方法があるんじゃないですか?』と言われてやっぱりちょっとハッとなった…」と、別の対処法についても思いを馳せています。


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■ワンクッション間に入れる必要性に言及

続けて橋下さんは、政治経験がある故にパフォーマンスとしての武力行使をまず考えてしまうとしながらも、「冷静に考えれば他の方法があるんだったらまずは手順を踏んで…」「戦闘機でしかできないのか、ドローンだったら高すぎてできないとかいろいろあるかもしれないですけど」「ワンクッション、そこを考えないといけないですよね」と提案。

さらに、「日本の政治家もね、この話になって、もう撃墜撃墜の議論になっています、僕もちょっとそこに乗っかってたんですけど、ワンクッション間に入れる必要があるのかなぁと思いますね」と持論をのべています。


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■「議論を深めて選択肢を増やす」ことが大事

谷原さんは、「主権の行使の仕方っていうのはもちろん大事だとは思うんですけど、こういう不測の事態のときに、日本の気球は3年前にも飛んできたわけで…」と、気球が3年前にも発見されていたことにも言及。

橋下さんの意見を踏まえつつ、「この3年間の間に『もしまた飛んできたらどうするのか』議論を深めて選択肢を増やしておくことそれは大事でしょうね」と考察し、橋下さんも頷いていました。

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(文/fumumu編集部・星子

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