「バレンタインデーには濃密なキスを」 歯科医師の提言が話題に

「唾液の交換」という観点で捉えた時に、メリットがあるそうです。

夜景カップル
(m-gucci/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

虫歯がある人とキスをするとうつってしまうのではないか…と感じる人へ向けられた、歯科医師からの提案が話題を集めています。

『Mirror』など海外メディアが報じました。


■「バレンタインデーには濃密なキスを」

バレンタインデーが近づくと、大事な人のためにいろいろと準備する人も多いでしょう。物のプレゼントだけではなく、デート後の甘いひとときを楽しみにしている人もいるはず。

そんななか、アイルランド・ダブリンの美容歯科でクリニカルディレクターを務めるアラン・クラーク医師が、「バレンタインデーにはぜひ濃密なキスを」と提言したことで、注目を浴びました。


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■キスは口・歯・歯茎に良い!?

クラーク医師は、「バレンタインデーにキスをすることは、ふたりの関係やムードづくりに効果的なだけではなく、歯にも良い」と言います。

特に濃密なキスをすることで唾液の分泌が促され、歯の表面のバクテリアや食片が洗い流され、虫歯予防になるのだとか。

また、刺激を受けて分泌された唾液が、う蝕原性細菌によって産生される酸を中和してくれるため、歯のエナメル質保護にもつながるのだそうです。


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■免疫システム向上にも一役

さらに、キスをすることで相手の唾液が自分の体内に取り込まれ、その中に含まれているバクテリアによって免疫システム向上につながるのだとか…。

そして「自分の唾液の中にあるバクテリアのうち80%は全員共通であるものの、残りの20%は自分特有のもの」「キスでお互いの唾液を交換することで、自分の体の中に抗体を作るよう刺激され、将来的な感染症対策となる」とも語りました。


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■体調不良者とは避けて

最後にクラーク医師は「キスの良いところを話してきましたが、体調不良や喉の痛みを抱えている人とのキスは、自分にもうつる可能性があります」と注意を促しました。

唾液の交換という概念でキスを捉えると興ざめしかねませんが、濃密なキスは歯にも体にも良いということで、バレンタインデーは体調万全で楽しめるといいですね。

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(文/fumumu編集部・原田 パラン

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