アマゾンで送料が100万円? 橋下徹は「戦ったら良いと思いますよ」

『めざまし8』ではアマゾンで約9,000円のマウスを購入しようとして「お急ぎ便」指定で送料が999,999円になった事例を紹介。

橋下徹

6日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、アマゾンマーケットプレイス商品の「高額送料問題」について報道。

弁護士の橋下徹さんが、実際に請求された際の対応策について考察し注目を集めています。


■9,000円のマウスに100万近い送料

昨今、アマゾンのマーケットプレイスに出品されていた商品を購入した際に、配送方法を「マケプレ当日お急ぎ便」に指定すると超高額の「配送料」が加算されるケースが相次いで報告されています。

同番組は、アマゾンで約9,000円のマウスを頼んで「お急ぎ便」を指定したところ「送料が999,999円に設定された」という事例を紹介。

その他にも、100万円など高額配送料を指定される事案が多発しているとのことで、販売元を見ると日本以外にトルコなど海外の会社も見受けられるそうです。


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■発見したらカスタマーサービスに相談も

アマゾンには、自社が販売している会社と「マーケットプレイス」と呼ばれる第三者の会社が存在し、高額送料は「マーケットプレイス」の一部商品で確認できるもよう。

番組内では、実際に高額送料で販売している会社に電話取材。トルコからの出品者は、「送料を100万円としているのは、1日では送ることができないためこの配送料に設定しています」と回答。

あくまで「非現実的な数字イコール不可能」という意味と主張していましたが、実際には決済してしまえば100万円とられることに。

そういったケースに対し、アマゾン側は「ポリシー違反が確認された場合は削除するなどの対応をとっています」と明言。カスタマーサービスに情報提供があれば、適切に対応すると回答しています。


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■橋下徹が法律の観点から考察

司会の谷原章介さんは、「気づかなかった時に、もし決済してしまった時は怖いですよね」と懸念。

コメンテーターの橋下さんは、「まぁアマゾンがしっかり対応してくれるということですけども、これでも買う時にもう一回クリックする、確認するの?」と質問。

社会学者の古市憲寿さんが「あると思います」と答えると、「その場合には民法上の『錯誤無効』という主張ができますんで」「これアマゾンの方にも責任をもってほしいですし、仮に押してしまってもアマゾンと戦ってもいいと思いますよ」と、法律の観点から説明しています。


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■「最後までしっかり確認」が大事

谷原さん自身も、子供のためにプレミアム価格になりがちな人気商品を購入しようと思った時に、定価に近い商品を見つけてクリックしたら、送料が高くて驚いた経験があるとのこと。

番組では、予防策として「カートに入れてお届け先を選んで、決済方法を選んでその後に配送方法が出てきますよで、最後までしっかり確認してください」とアナウンスしています。

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(文/fumumu編集部・星子

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