SHELLY、アフターピルの“パブコメ”呼びかけ 「『検討します』から大きな一歩に」

長い年月「見送り」が続くアフターピルのOTC化。SHELLYさんは一般の人が意見を伝えられるパブリックコメントについて語りました。


■パブコメ「大きな一歩に繋がる可能性」

「OTC化に向けた検討」から約6年、進展のないまま年月は流れていますが、SHELLYさんは「ここにきて、ようやくパブリックコメントを募集します、ってなったの」と、一般から意見を募る“パブリックコメント”について言及。

「『私たちはこれをすごく必要としている』と思っている人がいっぱいいるということが伝われば、国としても『これは見送りにできないな』と、お得意の“検討します”から大きな一歩に繋がる可能性がある」と説明。

つづけて「これを見て、興味や関心がある方はチェックして」「他人事と思わずに…いざという時にないと、めちゃくちゃ困る薬」と呼びかけました。

なお、パブリックコメントの募集は12月27日からはじまり、締め切りは1月31日。その後、検討会議が課題点など意見をまとめ、厚労省審議会部会に提示する流れとなります。



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■過去にも実施 賛成320件・反対28件で「見送り」

じつは、アフターピルのOTC化をめぐっての“パブコメ”は、今回がはじめてではありません。先に挙げた2017年にも実施されており、賛成320件・反対28件の計348件の意見が寄せられましたが、「性教育の遅れや悪用・乱用への懸念」で見送られています。

これまで「懸念」「恐れ」を理由に見送りとなっていたアフターピルのOTC化。現状、世界の避妊や性教育で大きく遅れている日本が、パブコメの意見を“なかったこと”にせず、向き合ってくれることを願うばかりです。

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■該当部分は28:10~

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(文/fumumu編集部・長谷川 瞳

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