寒い日は入浴前に「あること」をやらないと危険… 対策している人は約4割ほど

24日から、近年最強クラスの寒波が襲来との予報。入浴時の事故への対策が呼びかけられています。

給湯器

24日から「近年で最強」「10年に1度」レベルの強烈な寒波が日本列島に流れ込む予報となっており、大雪や吹雪による交通への影響も懸念されるとして、警戒が呼びかけられています。

交通面だけでなく、気温が下がる日は「入浴」にも危険が潜んでいることをご存知でしょうか。


■冬場の入浴は「ヒートショック」に注意

冬場の入浴時には「ヒートショック」など、命に関わる危険が潜んでいます。

「ヒートショック」とは、例えば暖かいリビングなどから寒い脱衣所・浴室への移動、そこから熱い湯船に浸かるといった急激な温度変化によって、血圧が上下に大きく変動することをきっかけに、体に負担がかかってしまう現象のこと。

厚生労働省による「人口動態調査」によると、こうしたことから高齢者の浴槽における溺死および溺水による事故は冬場に多く発生している他、その死亡者数は近年「交通事故」の死亡者数より多くなっているほど。


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■入浴前に脱衣所や浴室を暖める

こうした事故を防ぐ対策として、消費者庁は具体的に下記5つのポイントを挙げ、注意を呼びかけています。

・入浴前に脱衣所や浴室を暖める

・湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安に

・浴槽から急に立ち上がらないようにする

・食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避ける

・入浴する前に同居者に一声掛けて、意識してもらう


急激な温度差や入浴時間等はもちろんのこと、同省によると食後や飲酒後アルコールが抜けていない状態での入浴、体調が優れないときや、精神安定剤、睡眠薬等の服用後も入浴は避けたほうが良いとのこと。


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■脱衣所等を暖めている人は約4割

そこで、fumumu編集部が全国の10代~60代の暖房が必要な地域に居住している男女769名を対象に、「入浴前に脱衣所や浴室を暖めているか」調査したところ、「暖めるようにしている」と回答した人は、全体で35.5%ほど。

脱衣所を暖めている人の割合

光熱費も高騰するなか、脱衣所や浴室の暖房は節約している人もいるのかもしれません。

しかしながら、とくに気温が下がる日には、自分や家族を危険な事故等から守るためにしっかりと対策をしておきましょう。

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(文/fumumu編集部・衣笠 あい
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年01月19日~2022年01月21日 調査対象:全国10代~60代の暖房が必要な地域に居住する男女769名

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