13歳娘が母親を刺殺 尾木ママが「スマホ依存」と「キレやすさ」について解説

40代の女性が刺殺された事件で13歳の長女が母親を刺したことを認めていると報じられ背景にスマホトラブルも?

尾木直樹

18日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)に、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹さんが出演。

静岡県牧之原市で40代の女性が刺殺され、13歳の長女が母親を刺したと話している事件に言及し、反響を呼んでいます。


■スマホ問題で子供が激高するケースも

16日、牧之原市で40代の女性が、刃物で首など複数箇所を刺されて死亡。警察は13歳の長女を保護しており、娘は「スマホの件で話し合っていた」と明かし、母親を刺したことを認めていると報じられています。

同番組によると、スマホをめぐる親子間のトラブルは多く、「動画の見すぎ」「場所を問わず使用」「成績の低下」が引き金になる傾向も。

親がスマホを取り上げ、子供が激高するケースも増えているとのことです。


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■スマホ依存の怖さについても言及

尾木ママ曰く、親が子のスマホを取り上げると、だいたい半分近くは「トラブルになる」とのこと。子供にとってスマホはそれほど大事なものになっており、「今の子供達はもうね生活の一部ですから、必需品ですからね。しかも、ものすごく楽しい思いをしているわけですねゲームやったり動画を見たり、友達との連絡…」と具体的に説明。

続けて、「心理的に言うと、やっぱり『ドーパミン』というのが放出されていて、依存傾向が強い人ほど『切れやすい』と言われていますよね」と脳への影響にも触れ、スマホ依存の怖さについても言及しています。


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■親子間でリスペクトの気持ちが大切?

EXITのりんたろー。さんは、スマホにハマる若者の心境には一定の理解を示しつつも、「やっぱりいかなる理由があっても刃物を取るってしまう選択の恐ろしさが…」とコメントし、親子間でリスペクトの気持ちを持つべきと強調。

尾木ママは「ルール作りの大切さ」にも触れ、「子供と一緒に作る」「冷蔵庫に貼るなど可視化する」ことを推奨しています。

親子でルールを守ることは大前提として、「特に購入代金とか利用代金は親が支払っているわけですから小中学生は特にね」「親の所有物だから、ペナルティで、違反したら5日間預かるよ、とか3日間預かるよとか」などなど、所有者が誰か認識すべきと発言しています。


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■兼近「歩み寄りや話し合い」を推奨

EXITの兼近大樹さんは、親と子のジェネレーションギャップにも思いを馳せ、「それぞれの当たり前や普通が違う」と考察。

お互いにとって受け入れられない部分がどうしても出てくる上に言語化できない子供は短絡的に暴力に走りやすいとのべ、「歩み寄りや話し合い」が大事だと私見をのべています。

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(文/fumumu編集部・星子

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