ガーシー議員3月帰国か カズレーザー「制度が異常なんじゃ…」と疑問視

ガーシー参議院議員が参議院が始まるタイミングに帰国して警視庁の事情聴取を受ける意向を示し話題に。

カズレーザー

13日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、3月に帰国すると宣言したガーシー参議院議員の「今後」について報道。

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーさんも「議員は除名されない」という制度について私見をのべ、反響を呼んでいます。


■国会議員の「不逮捕特権」には例外も?

NHK党の参院議員・ガーシーこと東谷義和氏は、12日のインスタライブで「3月上旬に帰国します。警視庁に伝えました。国会に出るために3月上旬に帰ります」と宣言。

参議院が始まるタイミングに帰国して警視庁の事情聴取を受ける意向を示しました。ガーシー議員には、「暴力行為処罰法違反、強要威力業務妨害、名誉毀損」などの疑いがあり、本人は「名誉毀損等であれば通常民事じゃないんですか?」と発言したことも。

それに対し若狭勝弁護士は「名誉毀損等でも刑事事件となる可能性がある」とのべ、国会議員には原則として国会の会期中には逮捕されない「不逮捕特権」の例外についても説明しています。


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■議員が絶対に除名されない制度に疑問

議員は国会会期中でも、「国家外で現行犯逮捕の場合」「内閣を通じての逮捕許諾を院が議決した場合」は逮捕される可能性があるとのことですが、今回のケースでは可能性が低いとのべた若狭弁護士。

国会閉会後の6月下旬以降に逮捕や、起訴については可能性があるとし、検察の「本気度」に注目が集まっています。

それに対しカズレーザーさんは、「やっぱり議員が絶対に除名されないっていう制度が、やっぱり異常なんじゃないかなって思います」と指摘しています。


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■「他の議員」が問題視しないのは「おかしい」

カズさんは続けて、「まぁ民意を得て選ばれたってのは分かるんですけども、法案を審議するっていう議員としての本懐をとげてない方がいて、それを他の議員が問題視しないっていうのは大きな…おかしいなとは思いますね」と発言。

さらに、「それをやっぱり、まぁ今どういう動きがあって誰かが声をあげて議員の性質も変えようとか立場をもうちょっと考えた方がいいんじゃないかという法案を出しているのかもしれませんけど、そういう声があんまり聞こえてこないんで…」と、自身の見解を示しています。


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■ツイッター上では「激しく同意!」の声も

「他の議員たち」の思惑も推察し、「やっぱりどの議員さんも自分の立場が揺らぐのが嫌なのかなぁと思いますし、そこからじゃないかなと思いますね」とコメントしていたガズさん。

ツイッター上でも反響が集まり、「カズレーザーの言う事はいつも正論で痺れる。議員は私利私欲しか考えてないからそろそろ制度を見直しする人が出てきて欲しい」「激しく同意!」「 全くもってその通り」という共感の声も見受けられます。

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(文/fumumu編集部・星子

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