カンニング竹山、物議醸す“猫のサブスク”に叫び 「きなくせぇよ!」

リリースした直後から賛否が巻き起こっている「ねこホーダイ」。スタジオでは様々な意見が飛び交いました。

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(画像は『ABEMA Prime』より)

26日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)では、現在物議を醸している「ねこホーダイ」について議論を展開。

本サービスに、MCを務めるお笑いタレント・カニング竹山さんは「看取るというのが、飼い主の責任」と持論を展開し、保護団体代表も怒りをあらわにしました。


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■「月額で猫を飼う」に賛否両論

今月15日、「株式会社のら猫バンク」が月額380円で猫を飼うことができる会員制サービス「ねこホーダイ」をリリース。提携シェルターの猫を無料で譲り受けることができる、というものです(レンタルやサブスクではないと主張)。

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リリース直後から、ネット上では賛否の声が噴出。「殺処分の数が少しでも減るなら悪くない」「ハードルを低くすることで助かる動物が増える」と肯定的な意見もある一方、「審査なしはありえない。猫の命を軽視している」「最期まで責任持つ覚悟がある人に引き取ってほしい」「命をサブスクにするという発想が許せない」と批判の声も殺到しています。


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■保護団体代表「見切り発車」と怒り

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意見を聞かれた竹山さんは、「サブスクで…っていうことではない気がするんですよね。やっぱり家族だから」とコメント。自身も犬を飼っているという竹山さんは「動物を迎える」ということに対して、「その子が亡くなるのを看取るというのが、飼い主の責任じゃなかろうか、とは思いますね」と意見を述べました。

また、同サービスの規約にある「面倒な審査やトライアルもなく高齢者や単身の方でも大丈夫」の記述にも疑問の声が溢れていますが、ゲストで登場した、猫や犬を保護するNPO法人「にゃいるどはーと」代表の東江ルミ子さんは「率直に…命じゃないですね、完全に物ですね。そのひとことに尽きます」と憤慨。

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自身が運営する団体では、保護猫を譲渡する際は、家族構成や経済力などをヒアリングすることはもちろんのこと、譲渡講習会、家まで届けて家庭環境を見極める厳しい審査が必須であることを説明。

「高齢者も単身者も可能ってことは、本当に『誰でもいい』ってことじゃないですか」「最期まで飼うことが一番の責任」と訴え、「ねこホーダイ」について、「見切り発車としか思えない」「システムは否定しないけど、明確に作り上げた方がいい」「命って尊いもの。悔しいです」と怒りをあらわにしました。


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■成田修造「問題点があれば変えればいい」

スタジオでも批判的な言葉が飛び交うなか、「新しい切り口のサービスを打ち出しているなら、その可能性について議論をしたほうがいい」と切り出したのは、イェール大学准教授の成田悠輔の弟で、株式会社クラウドワークス取締役副社長兼COOの成田修造さん。

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「日本はこういうことになると、否定的なことだけ言う」「インターネットサービスは『出します』のあとに、改善改善で良くしていく…っていうのが本来あるべき」と述べ、「問題点があれば変えればいい。明日にでも審査を入れればいい、『ねこホーダイ』って名前を変えればいい…と改善していかないと、よくなっていかない」と持論を展開しました。


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■竹山「今のところ、きな臭いですよ」

スタジオでは様々な意見が飛び交いますが、「ねこホーダイ」を展開する株式会社のら猫バンクからの返答は「状況を確認している最中で事態が落ち着いた段階で連絡する」とのこと。

最後に竹山さんは「こういうことを報道番組で言うと怒られるかもしれないけど…あくまでも個人の意見ですよ」と前置きし、「要は…きなくせぇよ! みんな気を使って言わないけど。今のところ、きな臭いですよ」「きな臭くないようにするには、ちゃんと話していただかないと理解できない」と声を大にして伝えました。

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(文/fumumu編集部・冬野 とまと

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