横澤夏子、はとバス添乗員アルバイト時代を回顧 「芸人ってのを隠してた」

駆け出し時代、はとバス添乗員のアルバイトをしていた横澤夏子さん。芸人ということがバレて車内でネタを披露するも…。

横澤夏子

11日、タレントの横澤夏子さんがパーソナリティを務めるラジオ『三井不動産 presents 横澤夏子「それ、大事なコトでございます。」』にて、観光バス・はとバスの添乗員としてアルバイトをしていた時代を振り返りました。


■はとバスに乗りたすぎて添乗員に

番組内では、はとバスに乗車したというリスナーからのメールを紹介。横澤さんは「私、はとバスの添乗員のアルバイトしてた」と明かします。

元々、はとバスが好きだったという横澤さんは「1日1万円弱」で東京都内を巡ることができるという仕事内容に「すごい充実している」と感じたそう。乗客として過去にも何度か利用していたそうですが、お笑い芸人の駆け出しだった時代は給料も少なく「どうすれば、はとバスに乗れるかな」と考えた結果、添乗員としてアルバイトをすることに。


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■SAは「テンション5倍ぐらい高くなる」

添乗員として働くにあたり、面接時には吉本興業に所属しているお笑い芸人ということは伝えたものの、添乗員の先輩などにはあえて伝えなかったそう。

そんなあるとき、サービスエリアで休憩後の出発前に、横澤さんがトイレに乗客が残っていないか確認していたときのこと。横澤さんいわく「サービスエリアって、人って普段のテンションの5倍ぐらい高くなる」そうで、まだテレビにも少ししか出ていない横澤さんのことを「あれ? 芸人さんだよね?」と気づいた人が。

気づいた相手に「すみません。そうなんです」と横澤さんが返すと、そのやり取りを聞いていた周囲の人々も横澤さんの元に集まり、サービスエリア内にちょっとした人だかりができてしまうことに。


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■「バスの中でこんなスベれるんだ…」

横澤さんが担当していたバスの乗客たちは、すでに全員車内に戻っており、共に乗車していた指導係の先輩搭乗員も横澤さんのところに人が集まっている状況を見て「え? なんで?」という空気になっていたといいます。その後バスに戻った横澤さんは「じつはちょっと吉本で芸人やってるんです」と告白。すると先輩からは「ええー!」という驚きの声とともに、「なんかやってよー」というリクエストが。

「うわ、最悪だ…」と思った横澤さんですが、先輩からのお願いと乗客たちの期待に逆らえず、「横澤夏子っていう芸人で、吉本でやってます」と改めて自己紹介し、持ちネタを披露するも「バスの中でこんなスベれるんだ…」と思うほどに、ウケなかったそう。


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■乗客の気遣い「嬉しいチップ」

「ああ恥ずかしいよー」と落ち込んでいた横澤さんですが、次の休憩場所で乗客の男性が8個入りのお饅頭を買ってきて「これ、食べなよ」と横澤さんに手渡してくれたそう。

「多分スベッて私が落ち込んでたから『甘いもの取りな』って買ってきてくれて」「すごい私にとって嬉しいチップ」と振り返った横澤さん。「すごい色んな思い出がある。また、はとバス乗りたいな」と懐かしんでいました。

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(文/fumumu編集部・宮崎 みやび

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