15歳年下の男性と初デートで「カジュアルな関係」を試みた結果…

マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

婚活ダイアリー アイキャチ

リアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 女芸人小出真保の婚活ダイアリー』。

彼氏もいないし”カジュアルな関係”もアリなんじゃないかと思ってきた私ですが…なにやらモテ期が到来! ここから、一気に彼氏までできてしまう黄金ゾーンがはじまります。

こんなことできるのは、独身の今しかない! でも、39歳(現在40歳)。時間…超ない。どうする!? そんななか”外の世界”でもモテだしました。

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■ちょうどいい人を探す

キムくんから言われた言葉によって自信を持っちゃった私。言葉の力ってすごい。何の迷いもなくどんどんマッチングしていきました。楽しんだほうがいい。こんなことできるのは独身だからこそ! そして、私の目標を改めて再確認しました。

世間的には無理だと言われている「”カジュアルな関係”目的アプリで、出会った人と結婚」これをやり遂げること!『打倒、謎の婚活アドバイザーたち』を胸に掲げて…。

まずは、カジュアルな関係目的の男性と、交際前にそういうことになる…ということを妄想してみましたが、一番気になったことがありました。それは「私が夢中になってしまって、捨てられるんじゃないか」という恐怖。この展開は恐ろしすぎる…。

それでも、私の決意は固まっていました。とにかく、カジュアルやってみるしかない! そうだ! ハマりすぎないけど嫌いでもない。そう「ちょうどいい人」を探せばいいんだ。恋愛に発展するのはそのあとでよい。

ちょうどいい人…、どこにいるんだろう。しかも、せっかくなんだから、ルックスが良くスペックは高い方がいい。あとけっこう年下。精神的に幼い男は好きにならないだろう。よし、これだ。しかしそんな大当たりの人いるのかな…。

こう決めて探していると、少し流れが変わってきているのを感じました。マッチングする人もなんだかイケメンで、スペックが高い人が増えてきたのです。

そして、まさかのマッチングアプリとは別の角度で理想的な「ちょうどいい人」を引き寄せてしまうとは…。


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■マッチングアプリ効果?!

私は、行きつけのお店があったのですが、そこでよく会う若い男性がいました。いつも友人と2人で来ている25歳くらいの彼。名前も知っていて、鉢合わせた時に少し話したり、一緒にカラオケをしたこともあるくらいの程度の仲でした。

マッチングアプリをやっていると、たくさんの男性から誘われるため余裕がでるのか? 自信がつくのか? 最近、開き直ったから? 奇跡が起きました。この彼に、急にナンパされたのです。

私がマッチングアプリにハマっていることを、友人にベラベラとカウンターで話していると、「LINE交換しませんか?」と声をかけられたのです。もちろん「イケそう」「軽そう」と思われたのでしょう。マッチングアプリ効果により、男性から隙があると思われたにちがいない。いつもの私なら交換しませんが、今の私は違う。目標がある。しかも、この彼、私が「ちょうどいい」と設定した人に近いかもしれない…。

LINEを交換した2時間後くらいに電話がかかってきました。「今、何してましたか?」など、ダラダラと話す彼。彼は高学歴だと判明、また職業は公務員、しかも、まだ若いのにエリートコース。ちなみに、ルックスですが、身長は178センチほどあり、6割小栗旬が入っている感じ。

こんな奇跡ないかもしれない…。まさに、この人なんじゃない? ルックスよしハイスペックで15歳も年下…。「カジュアルデビュー」はこの人しかいなくない?


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■「小栗旬の休日」

彼は「今度の土曜日、会いませんか?」とすぐデート日を決めてくれました。「会社の寮で暮らしていて、門限があるからお昼から会いたい」とのことで、ランチタイムに会うことになりました。

先に到着している彼の姿に、ときめきました。おしゃれ…クラッチバッグ持ってる…。スタイル良い。そう、これはきっと「小栗旬の休日」。しかもご馳走してくれました。

しかし、15歳も年下…なにを話せばいいんだろう? マッチングアプリなら色々と質問が湧いてくるけど、外の世界で会った人ってどんな会話するんだっけ? 私はあまりにもアプリ慣れしていて普通の出会いのデートがよくわからなくなっていました。あと、肝心なことを忘れていましたが、この彼、私のことを知っているのかどうかということです。

「俺、お笑いめっちゃ好きなんですよね、一番好きな芸人さんはラバーガールさん」…お笑い好きか、まずい。つづけて「まほさん、俺、知ってますよ、てか、YouTubeとかで見てたし、生の方が綺麗ですよね」。

うわー、知られてる。いつものようにテンションが下がるかと思いきや、私の気持ちは少し変わってきていました。毎回、お笑い好きを避けてきたけど、それは別にいいんじゃないか? それ込みで私なんだから、お笑い好きな方がいいのでは? そう思うようになっていました。

続きを読む ■15歳の年の差を感じる…

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