アプ活で初めての外国人 期待膨らむ「フランス人とのデート」でまさかの展開

マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

婚活ダイアリー アイキャチ

リアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 女芸人小出真保の婚活ダイアリー』。

ついに私…外国人とマッチング。しかもフランス人。ボンジュール♪ マッチングアプリって本当に凄いんです。普通に生活してたらできませんよ、フランス人とデートなんて。

しかし、イメージしていたフランス人とは、ちょっと違いました…。

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■外国人だらけのマッチングアプリ

婚活アドバイザーからの「幸せが遠のいている」という発言、そして少し年上の一般女性から受け取ったメッセージ「年を取れば取るほど結婚できなくなる」をかき消すごとく、新しいマッチングアプリをはじめました。

Tinderの外国版というマッチングアプリB。開けば、そこは一気に異国。宗教や政治を選ぶ項目があるのもこのアプリの特徴。すごく新鮮でした。

そうだ、日本人だけなんて、もったいない。世界規模でこのマッチングアプリを極めていこう。すると、Tinder並みの高スピードでマッチングしていきました。メッセージも来る来る。

「Hi.Maho」「What are you doing now?」 リアル外国人だ。日本人から「まほ、今何してる?」といきなりくると、さっそく馴れ馴れしいな…と不快なのに、当然、許されてしまう。そして、この瞬間、英語を話す女になれる。

高校の時にイギリスに少しホームステイ経験があるため、外国人には抵抗がなく、むしろ英語はどんどん使いたい。だが…英語が楽しかったのは最初だけ。

「What did you do today?  i was at work  I’m going to the gym now.  What are you doing on your day off?」

また、英語か…。英語で打つのは時間がかかる。スタートしてから数時間後には「めんどくさい…」という気持ちに襲われました。しかし、このマッチングアプリBは、「Japanese OK?」と、送ると、だいたいの人が日本語でも大丈夫と返答がもらえることが多く、非常に助かりました。


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■脳内では、彼とパリで新婚旅行

そんな中、フランス人とマッチングしメッセージのやりとりがスタートしました。この彼は、最初の「ボンジュール」のみフランス語で、どうやら日本語が相当できるようでした。「まほ、来週、会おうよ!」と漢字まで使えていました。なんて優秀なんだろう…。

「来週、大丈夫です、いつでも!」「では新宿三丁目のルイ・ヴィトン前に、○日○時ね!」

ちょっと待ち合わせ場所、フランス意識してない? おしゃれすぎる…。私、フランス人とデートするんだ。私の旦那さまは、フランス人か…。すぐ前向きな妄想をする脳みそは、まだ会ったことのないこの彼とパリで新婚旅行していました。

デート当日。ルイ・ヴィトン前に到着しました。街を歩いている人達に「私、今から、フランス人とデートするの。すごいでしょ」と自慢したくなりました。こんなことが自分の人生に起こるなんて…。

続きを読む ■フランスイメージぶち壊し

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