橋下徹氏、菅前首相の弔事「演出」発言に憤り 「絶対に許せない」

菅義偉前首相の弔事について、橋下さんは「菅さんの人間性というものがそのまま出ていて」とコメント。

橋下徹

元大阪府知事で弁護士の橋下徹さん2日放送の『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ系)に出演。

菅義偉前首相も出演した今回、安倍晋三元首相の国葬について語り、一部で報じられた「演出」発言について怒りをあらわにしました。


■菅前首相、友人代表で弔事

先月27日、東京・日本武道館で安倍元首相の国葬が行われ、菅前首相は、友人代表として弔事を述べられました。

「総理、あなたは今日よりも、明日の方が良くなる日本を作りたい。若い人たちに希望を持たせたいという強い信念を持ち、毎日毎日、国民に語りかけておられた。そして『日本よ、日本人よ、世界の真ん中で咲き誇れ』。これがあなたの口癖でした」など懐かしみ、「総理大臣官邸で共に過ごし、あらゆる苦楽を共にした7年8か月、私は本当に幸せでした」と想いを読み上げました。


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■会場の拍手に「何が起きたのか…」

今回、番組に出演した菅前首相は「追悼の辞」について、告別式を終えたあとに昭恵夫人から依頼されたことを説明し、「安倍前総理に挨拶をさせてもらう最後の機会だと思いましたので、しっかり悔いの残らないようにしようと思いました」と回顧。

また、菅前首相の言葉には昭恵夫人は涙をぬぐい、会場からは拍手が起こる…と異例の事態となりましたが、菅前首相は「挨拶を終えて席に戻るとき…拍手だとわかりませんでしたから。何が起きたのかわかりませんでした」と振り返りました。

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