「触られたくらいで騒ぎやがって」と平気で書き込む人に伝えたい“法的リスク”

クラブやキャバクラで働いていたら、性加害を我慢しなくちゃいけないの? 法的問題点について弁護士に話を聞きました。

■「触られたくらいで騒ぎやがって」の法的問題点

またネット上には、「水商売してるクセに」「触られたくらいで騒ぎやがって」といった書き込みも。こうした書き込みは職業差別であり、酷い女性蔑視ではないかとも感じます。

齋藤弁護士によると、こうした“セカンドレイプ”といわれる、被害者を誹謗中傷するような書き込みについても、法的に咎めることは「できます」とのこと。

「先述の回答と同様に、同じく法律が適用されます。そうすると、誹謗中傷であるとの向きもあるわけです。であれば当然、同じく権利救済の手段を用いられるのです」。

ルールの範囲内で綺麗に遊ぶべきであり、お金を払えばどんな行為も許される店などありません。どのような職業であれ、そこで働く人たちがしっかりと守られる社会であってほしいと、切に願います。

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(取材・文/fumumu編集部・衣笠 あい 取材協力/齋藤健博弁護士)

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