『耳をすませば』雫が歌うシーンに驚きの事実 「だからあんなに…」

「このシーンが1番好き!」という人も多い名場面。『金曜ロードショー』公式アカウントが明かした裏話に、脱帽するユーザーが相次ぎました。

(画像はスタジオジブリ公式サイトより)

26日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)では、スタジオジブリの『耳をすませば』を放送。

主人公の月島雫が、思いを寄せる天沢聖司の伴奏で『カントリー・ロード』を歌う名シーンの秘話が明かされ、驚く声が相次ぎました。


■『りぼん』で連載された不朽の名作

1995年に公開された『耳をすませば』。1989年に少女漫画雑誌『りぼん』で連載された、柊あおい先生の作品が原作となっています。

同番組の公式アカウントによると、スタジオジブリによるアニメ映画が生まれたきっかけは、「製作に入る5、6年前に宮崎駿監督(今作ではプロデュース・絵コンテ等)が姪ごさんが読んでいた雑誌『りぼん』の中に柊さんの漫画を見つけたこと」だったそう。


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■わずか3分のシーンに半年費やした

そんな『耳をすませば』の名シーンといえば、雫が誠司の伴奏で『カントリー・ロード』を歌う場面ですよね。

このシーンについて、同アカウントは「最初にプロの演奏家に曲を演奏してもらい、その様子をビデオに収録。その映像を見ながら作画担当者が絵を描いていく『プレスコ』という方法をとったそうです」と解説。

続けて、「この3分2秒のシーンを作るために費やした期間は半年間約3千枚という30分のアニメに匹敵する動画が描かれたそうです」と明かされました。

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