マッチングアプリで見つけたヤバい団体 既婚者も交じるグループLINEにドン引き

結婚を夢見るモノマネ芸人・小出真保が、マッチングアプリで出会った人とのアレコレを吐き出します。


■何故既婚者がモテるのか

この日、「首から下だけ男」からすれば”失敗”として終わった日ですが、私は焼き鳥をたらふくいただき、お会計ではかなり多めに出していただきました。

なるほどな…。世間でよく言われている「既婚者はモテる」という空気。私は初めて体験しました。女性達が、この「余裕」に惹かれてしまって抜け出せないのは、少しだけですがわかりました。ほんの少しだけ、ですが…。

帰宅した私はもちろん、すぐにマッチングアプリTを開いて右スワイプ。そして、写真がない人は、即、左スワイプをすることを学びました。

すると…今度は、顔は真正面で笑顔の写真の男性とマッチングしました。

1時間ほど後に「ビデオ通話しませんか?」とメッセージが。ビデオ通話か! 新しい角度だ! まさにコロナ禍にふさわしい出会い方をすることにしました。



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■気になる事務的なお誘い

ビデオ通話が始まりました。名字を名乗り、見た目は、スーツを着ている普通の青年。今、仕事の空き時間とのことでした。「はじめまして」の挨拶が終わると、彼は「今日は暖かかったですね。どんな1日でしたか?」…なんだか気になる事務的な言い回し。

それはそうと、私は、大切なことを確認しました。

「独身ですか?」 この質問は、今後、私のアプリ生活で必須項目となりました。当たり前です。

彼「独身ですよ、というか、僕、男性ともマッチングしてますよ」


私「えっ、男性とも?」


彼「対象すべてにしていますよ、何かしら繋がるかもしれませんし、ビジネスにも使ってますので、こちらのアプリは」


彼「つきましては、お茶など、いかがですか?」


そんな人もいるんだ! でも確かに、マッチングアプリを恋愛だけに使うと決めつけなくていいよなと、納得しながらも「つきましては…」というまたもや事務的な言い回しが気になる…。

ただ私はOKをしました。彼は恋愛目的だけじゃない、けれどもしかしたら何かあるかもしれない。私はマッチングアプリを始めてから、随分とフットワークが軽くなっているのを感じていました。



■何の目的かよくわからない

「映画『君の名は。』に、出てきたカフェはいかがでしょうか?」と、彼から待ち合わせ場所が届きました。『君の名は。』に、出てきたカフェか…その感性…あまり気が合わなそうだなと思いましたが、また新世界を味わえる気がして私は当日、そのカフェへと向かいました。

少し遅れて登場した彼は…めちゃくちゃ、爽やか〜! スタイルいい〜! イケメンにはすぐテンションが上がる私です。

「素敵なカフェありがとうございます♡」と伝えると、彼は「このあと、ここで、仕事の打ち合わせがありまして、それまでの時間となりますが、よろしくお願いします」。

出た、また事務的。あと、彼が醸し出す雰囲気に、これから恋が始まるというワクワク感が全くない。あれ? 私も今日仕事の打ち合わせだっけ? という錯覚に襲われながら質問しました。

私「あの、このアプリを登録した理由は? いつもカジュアルな関係が多くて、気になりました(笑)」


彼「あー、みたいですね。でも僕は、言ったように、男性も見てますので」


私「それは、何故ですか?」


彼「だからビジネスですね、なかなか難しいですけどね」


私(ビジネスって…もしや…)「勧誘ですか?」


彼「違いますよ、会社を立ち上げたので、人脈を増やしたいなと考えています」


私「そうなんですね、私は、婚活ですよ」


彼「婚活?(笑) そうなんだ(笑)」


な!? 笑われた!!! そして、彼から聞かれました。

「じゃあ、まほさん、自己肯定感は、高いですか?」

この「自己肯定感男」の目的は? たまにいるんです、何でマッチングアプリに登録したのかよくわからない人。

しかし、この「自己肯定感男」の名言は、今後、私がマッチングアプリで出来た彼氏との恋愛に繋がっている?!

そして、あることをサバ読みすぎの「サバ男」も登場! 次回へ続く!!

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(文/fumumu編集部・こいで まほ

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