スティーヴ・カレル『ビューティフル・ボーイ』(2018年):「イケオジ」作品のススメ
オーバー40男優「イケオジ」のススメ:スティーヴ・カレル。即興が生むシリアス。
年を重ねるごとに、ますますかっこよくなるイケてるおじさま、「イケオジ」出演のおすすめ作をご紹介する本企画。
今回は、『ミニオンズ フィーバー』の公開を記念して、怪盗グルーの声をあてているスティーヴ・カレルです!
■名門コメディ劇団出身
1962年8月16日、アメリカ生まれのスティーヴ・カレルといえば、もとはコメディアンとして有名。
1959年の創立以来、名門コメディ劇団として名高い「セカンド・シティ」出身で、映画俳優としてのデビューも、青春コメディ映画の旗手、ジョン・ヒューズ監督の遺作となった『カーリー・スー』(1991年)なのも、どこかコメディと縁があるのかもしれません。
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■声でもわかるそのユニークさ
現在公開中の『ミニオンズ フィーバー』は、イルミネーション・エンターテインメント製作のアニメーション映画ですが、黄色い生物「ミニオン」たちと、後に彼らのボスになる、グルーの出会いを描いています。
このグルーは、人を困らせるのが大好きな怪盗で、カレルが声を担当。怪盗集団を率いるグルーは「悪党」なのですが、カレルのコメディアンとしての要素が存分に生きた声のせいか、なぜか憎めないユニークなキャラクターです。
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