セクマイ当事者に聞いた 親や友達との恋愛話をうまくかわすために身につけたこと

相手に悪気がないからこそ、うまく立ち回りたい。

LGBTQ
(Cristina Moliner/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

LGBTQ当事者は、親や友達との恋愛話で困ることがあるといいます。

fumumu取材班は、セクマイの人にどのようにうまくかわす術を身につけたか聞いてみました。


①「恋愛よりも優先したい事が…」

「家族や親戚からは結婚は考えていないのか、誰とも付き合っていないのか。交際する事には興味ないのか…などの恋愛話で質問攻め。


友人からは『自分はこうやって結婚した』などアドバイスをされ、あまり良くない気分にさせられるというパターンが多いです。


だから、社会情勢や金銭面、働きかたの都合上など障害が多くて恋愛が難しい、恋愛よりも仕事での出世や趣味など優先したい事がある、と伝えて何とか乗り切っている状態です」(30代前半・男性)


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②男女に共通している話題で

「経験が浅い頃には、完全な作り話の嘘を言っていたこともありますし、男性との経験を女性に置き換えて話すということもしていました。


ただ、社会人になってくると自分のエッチ経験を事細かに話すような機会は減っていきます。対人関係や考え方を語り合うような『恋愛話』にシフトしていきますので、そのフェーズになってくるとだいぶ楽になりますね。


男女は違うとはいうものの、ゲイの中にも『面倒くさい女』と言われてしまうタイプの男も多いので、じつはセクシャルで恋愛の苦労に大きな違いは無いと思っています。そこをベースに話せばいいのではないでしょうか」(40代・男性)

続きを読む ③ペットなど他に愛する存在を

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