「俺の遺伝子くらえよ!」 マッチングしたその日に会った彼の部屋で…脳内パニック

結婚を夢見るモノマネ芸人・小出真保が、マッチングアプリで出会った人とのアレコレを吐き出します!

■結局、ちょろい私

彼が差し出してきたモノは…名刺。4回戦男のフルネーム・会社名が判明。今までの経歴は高学歴で大手企業勤務であることもわかりましたが「これは真実だとは証明できない」と思い、それを伝えるとFacebookやホームページを見せてきました。

4回戦男 「これでもダメですか? というか、今、会社立ち上げてるので、マジ犯罪とかできないんで···」


私 「なるほど。では、万が一、何かあったら、私はTwitterに書きます」


4回戦男 「はい?」


私は、この時、自分に武器があることがわかりました。

「私は、Twitterに公式マークがついていて、数々の著名人が私をフォローしています。もし、何かあった場合、ツイートしますね、そうしましたら、Yahooニュースですよ」と彼に伝えると、「怖…」と返答。

ただ、つづけて彼は「かっこいいね。そういうさ、人と違う仕事してる人、マジかっこいい。普通は、甲子園に出れないから、優勝なんてもっとできないから、だからそういう人は、尊敬する。マジで」。

私…ちょろい女なんです。もう揺れてました。見た目はしっかり写真超えの小泉進次郎系。名刺もある…。

気づけば私…彼の部屋に上がっていました。


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■覚醒した彼の性癖

とりあえずお腹がすいた…。彼の自宅にあがり「コンビニじゃなくてウーバーイーツがいい」という私の願望に淡々と対応してくれました。

部屋の中は、物が多く、オンライン会議しているようなパソコンの机とベッド。ベッド…。

「仕事の話でもしてご飯食べて帰るか…」部屋に入ったものの、だいぶベッドから離れた位置に座り、ムードを作らないよう私は必死でした。

私 「お仕事、素敵ですね」


4回戦男 「それより、もっとこっち来てよ」


(やばいやばい。話をそらそう)


私 「有名大学出て、大手企業。めちゃくちゃハイスペックじゃん。私、ハイスペック大好き。いいDNA持ってそうだから」


4回戦男 「DNA…」


私 「やっぱり女の本能ですかね。ああこの人、いい遺伝子をお持ちだなという…」


4回戦男 「まほ…」


(私、その時見ました。彼の目の瞳孔が開いたところを)


4回戦男 「俺の遺伝子欲しいんだ、ふーん、俺の遺伝子ね。有名大学で、大手企業の俺の超優れた遺伝子、え? そうだろ? お前、俺の遺伝子、くらえよ! DNA!!」


こ…殺される! 私は、今日殺される!! ヤフーニュースか!? と脳内大騒ぎのそのとき…「ピンポーン。ウーバーイーツです」。

助かった…のか!? この人…想像していた以上にヤベーかも!?


この後、どうなってしまうのか!? すべて、ザ・ノンフィクション。

4回戦男…内容ありすぎて、次回もつづきます!

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(文/fumumu編集部・こいで まほ

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