最近よく耳にするけど…ちゃんと知っておきたい! LGBTの基本的な知識

LGBTについて、用語の説明や日本にどれくらいいるのかなど、弁護士が解説します。

LGBT
(chrupka/istock/Thinkstock/写真はイメージです)

最近、よくLGBTという言葉をテレビやメディアで耳にする方も多いと思いますが、ではLGBTとはどのような意味なのでしょうか。

 

■性の考え方

まず性の考え方として、生物学的性、性自認、性的指向があります。

・生物学的性…生まれた時の身体の性別。一般的には男性もしくは女性に区別される。
・性自認…自身の性を男性と考えるか女性と考えるか。
・性的指向…恋愛の対象が男性か女性か両方か。

 

■LGBTとは

・レズビアン(女性同性愛者)
・ゲイ(男性同性愛者)
・バイセクシュアル(男性も女性も性的対象となる人)
・トランスジェンダー(身体上の性別に違和を覚える人。例えば身体は男性だけど心では自分が女性と感じる人。または身体は女性だけど心では自分が男性と感じる人)

 

の頭文字をとってLGBT。ただし、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの人の他にも性のあり方は多様です。

LGBTのなかには、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー以外の性的少数者の人も含まれます。

・インターセックス…生まれた時に男性とも女性とも判別しがたい生物的特徴を持っている人。性分化疾患と呼ばれることもあります。
・クエスチョニング…自分の性自認、性的指向について迷っていたり揺れ動いていたりする人。
・アセクシュアル…男性と女性のいずれに対しても性的魅力を感じない人。無性愛者と訳されることもあります。
・パンセクシュアル…性的指向の対象が男性または女性に限らない人。全性愛者と訳されることもあります。
・エイジェンダー(Xジェンダー)…男女どちらにも性自認を持たない人。

 

上に挙げたほ他にもたくさんの性のあり方があります。

 

■LGBTの人は日本にどのくらいるの?

日本では、どのくらいLGBTの人がいるのでしょうか。博報堂DYグループの株式会社LGBT総合研究所の調査によると、約5.9%の人がLGBTに該当するという結果になりました。

株式会社電通の調査によると、約7.6%の人がLGBTに該当するという結果になりました。

そうすると、日本の人口の約5%から7%程度はLGBTの人ということになります。

最近、割合の感覚をつかむために、日本の「佐藤さん」「鈴木さん」「高橋さん」「田中さん」のこの4名の名字が、日本で1番多い名字のトップ4で合わせると約5%程度。

そうすると、LGBTの人の割合は約5~7%なので、トップ4の名字の人より多い。学校のクラスや職場に必ず佐藤さん、鈴木さん、高橋さん、田中さんがいるように必ずLGBTの人も身近にいる。と分かりやすく説明されることが多いです。

 

性のあり方は多様です。お互いがお互いの性のあり方を尊重して、みんながハッピーに人生を送れるようになることを切に願います。

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(文/森 伸恵(弁護士)

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