ぺこぱ松陰寺「公言してない」　“人を傷つけない笑い”で困惑した過去

コンプラで笑いが変化…ぺこぱの漫才は「関係ない」

2022/03/31 16:30

30日放送の『ぺこぱポジティブNEWS』（テレビ朝日系）にて、MCを務めるお笑いコンビ・ぺこぱが、ゲストの空気階段とお笑いのコンプライアンスについて語り合いました。

■「笑いが変化した」と指摘

ぺこぱ・松陰寺太勇さんが「最近、お笑いはコンプラが厳しい。そういう変化のど真ん中に僕らは出てきた」と前置きし、「去年の『キングオブコント』（TBSテレビ系）の決勝、全組がコントの質が変わってなかった？」と尋ねます。

「物語として笑わせに来ている。手出しができないほど進化をとげている気がした」と、笑いが変化したことを指摘すると、相方のシュウペイさんは、空気階段の2人に「結構ギリギリだったよね」とSMクラブ設定のコントを振り返ります。

松陰寺さんは「SMクラブの入り口のコントは今まであったと思うけど、あんなに人情とホットとヒーローが出てくる。真逆じゃん、ゴールが」と、意外な展開を称賛しました。

「SMの汚いコントじゃなくてめちゃめちゃキレイに見えたから、コンプラをスゲエ意識してるのかと思った」と語った松陰寺さんに、鈴木もぐらさんは「『ダメ』って言われたらしようがないかと思った」と、注意される懸念もあったのだとか。

しかし、相方・水川かたまりさんは「事前に台本提出があるので。それで事務局から『ダメです』とは言われなかったので、テレビでできるんだなと思った」と告白。

松陰寺さんは「コンプラってある程度線引きがあったほうがあがきやすい。全部がOKになると自分らの中で正解が分からなくなる」と、コンプラの必要性を説きました。