理性や世間体が邪魔をして…　大人の恋愛失敗談3つ

「年齢的に結婚を意識するようになって、とにかく早く結婚しなきゃ！　と焦ったせいで、当時の恋人とうまくいかなくなってしまったことがありました。

目の前に相手がいるときも『この人と結婚していいんだろうか？』『この人は結婚についてはどう考えているのかな？』と、将来のことばかり考えるようになっていたんです。

そのせいで、相手との会話も素直に楽しめなくて、だんだんギクシャクしてきて…。今思うと、相手とずっと一緒にいるために結婚がしたかったのではなくて、とにかく早めに身を固めて落ち着きたかったんですよね。

そのとき付き合っていたからその人に執着してしまったけど、絶対にこの人と一緒になりたい！　と思っていたわけではなかったんです。結婚自体にとらわれずに、目の前の相手をちゃんと見るべきでした」（20代・女性）

「大人になると、社会的な地位や名誉が目に入りやすくなると思うんです。『あの人はいい会社に勤めている』とか、反対に『あの年で定職についていなくて大丈夫なのかな？』とか。他人のことなのに、私もいろいろ考えるようになってしまって。

そのせいで、人の恋人と、自分の恋人を比べてしまった経験があります。当時、友達の恋人は弁護士で、私の恋人はフリーターだったんですよね。

好きだから付き合ったはずのに、だんだん『私の恋人も弁護士だったらよかったのに』と思うようになって…本当にひどい比べ方をしたと思っています。

そんな比較をするようになった自分のことも嫌になってきて、結局お別れしてしまいました。相手の仕事が気になるなら、最初からそれをふまえてお付き合いするか考えたほうが、相手を傷つけることもなかったと感じています」（20代・女性）