最初は「不運」だと思ったけれど…　教わることの大切さを実感したとき

「大学に入ってから初めてバイトを始めたのですが、最初は一般的な常識さえわからずに先輩方にも『なんだこいつ』と思われていたと思います。

それでも根気よくいろいろと教えてくれたおかげで、業務だけでなく人間的にも大きく成長できました。就職のためにバイトは辞めましたが、あのとき教えてもらったことが今も役立っている気がしますね。

今は自分も教える立場になることも多いので、あのときの先輩達のようになれたらいいなと思っているんです」（20代・女性）

「今の会社に入社したばかりの頃に、同じ部署の先輩に教えてもらうことになったんです。先輩は仕事に厳しいタイプなので、担当になったことを『不運』だと思っていました。

しかし、しっかりと仕事を教えられたおかげで、ちゃんと仕事ができていると今は思っています。厳しい中に愛情を持って教えてくれた先輩とは、一緒に食事に行くまで仲良くなりました。

厳しいことは言わないけれど、教えるのが下手な先輩に当たった同期が今とても苦労しているのもあり、私はとても恵まれていたんだなと思っています」（20代・女性）