女子トイレにナプキン・親子でセミナー… 『news23』で取り上げた生理特集に反響

「学校では教えてくれない生理のこと」と題して、企業や学校の様々な取り組みを紹介しました。

■「保健の先生に知らせて」 ほとんどの生徒が報告

また、学校でも「生理について、子供たちの不安を少しでも解消しよう」との取り組みをはじめるところも。「トイレに生理用品を置いてほしい」との声が上がったこともあり、御成門中学校(東京・港区)では、女子トイレに生理用品を置きはじめたといいます。

トイレ内に「使用した生徒は、保健の先生に知らせてください」と貼り紙をしていますが、先生は「使用したほとんどの生徒が報告にきてくる」と語り、生理痛がひどい生徒には「生理の機能のことや、対応の仕方など、よく話しています」など、生理においての会話も増えたようです。


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■高校時代に経験した“同意のない性行為”

そのほか「初めての生理をきっかけに、性について考えてほしい」と願う人の活動も。クラウドファンディングを利用し、9月からネットでの販売を開始したのは、「はじめての生理準備BOX」。ナプキンやタンポン、布ライナーなどの生理用品やポーチ、生理について学べるブックレットなどが入っています。

準備BOXをつくった経緯について、『READY BOX』代表の三上さんは、高校生のころ、同意のない性行為を強要されたことを語ります。


■「知らないと自分も他人も守れない」

「2~3日後くらいから、心が傷ついていて、ご飯も食べられなくなった」「“世の中の男の人、みんな消えればいいのに”と本当に思っていた」と、当時の心情を吐露。そして、同時に性教育の大切さを痛感したといいます。

「知らないと自分も他人も守れない。知らないと無意識のうちに誰かを傷つけたり傷つけられたりしちゃう」「自分の体を守るために、自分の体について知識をつけてほしい」と思いを語りました。

今回の放送には「もっと色んな所で放送とか情報が拡がっていけばいいな」「生理がきたことって誰にも言えないことだし、一人で抱え込まないで誰かに相談するっていいことだと思う」「学校のトイレに生理用品置くの大賛成。私の時もあるとよかったな」「はじめての生理準備BOX、買ってみようかな。自分のとき何もわからなくて困ったから妹にはちゃんと教えたい」など大きな反響が寄せられています。

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(文/fumumu編集部・冬野 とまと

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