体格の大きい人は、様々な悩みを持っています。例えば、大きいサイズがなくて洋服のサイズが合わなかったり、お腹周りが気になってコンプレックスに思ったりする人も少なくないでしょう。
おしゃれは、スタイルがいい人がするものと考えられてきた風潮も、最近では、ぽっちゃり女子向けファッション誌『la farfa』(ぶんか社)が登場し、自分の体型に自信がなかった女性に希望を与えています。
■おしゃれを諦めている人は半数近く
fumumu編集部では、全国20〜60代の太っている自覚のある男女582名を対象に、おしゃれをしたい願望について調査を実施しました。
「おしゃれを諦めている」と答えた人は、全体で43.0%と半数にも迫る高い割合に。ぽっちゃりさんのおしゃれを存分に楽しんでいる人は、まだまだ一部なのかもしれません。
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■たとえ痩せてもおしゃれはしない男性
男女別で見ると、女性よりも男性が高い割合になっています。
男性は体型に関係なく、おしゃれにあまり興味がない人も多いようです。
「たとえ痩せていても、ファッションには気を遣わないと思います。今でもファストファッションで済ませているので、今持っているようなものの小さいサイズを買うだけかと…」(30代・男性)
しかし男性にも、太っていても似合うファッションがあります。
「太っている男性は、ヒップホップみたいなダボダボパンツのB系ファッションが似合うと思います。自分のしたいファッションでないなら、無理に着てもつらいだけですが…」(20代・女性)
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■渡辺直美から勇気を
おしゃれを諦めていると答えた女性も、合う洋服があればトライしたいと思っています。
「レディースだとサイズがないので、メンズを着ている状態です。元からカジュアルなファッションが好きだからいいけど、たまにはガーリーなコーデもしたいかな」(20代・女性)
『la farfa』の影響もあり、大きなサイズを取り扱うアパレル店は増えています。
「大きなサイズを展開しているお店が増えて、昔から太っている私にはうれしいところですね。ただ雑誌で見たコーデを真似てみても、モデルさんとはサイズが違いすぎて…」(30代・女性)
また、Instagramで話題の有名人が、太っている女性に希望を与えているようです。
「渡辺直美さんの存在が、私に勇気を与えてくれました。太っていることはコンプレックスにしかならないと思っていたけど、それを武器に力強く生きている様がとてもステキです。
私もネガティブにならずに、自分なりのおしゃれを楽しみたいと思います」(20代・女性)
渡辺直美さんは、自分らしさの重要性を教えてくれているのかもしれません。
(文/fumumu編集部・ニャック)