「あの子はいいな」が止まらない…　人との比較をやめる3つの考え方

「他人が羨ましく感じたら、その人の見えていない部分を想像するようにしています。人が羨ましくなるときって、どうしても表側のキラキラした部分を見たときなんですよ。

表側だけ見て、つい『苦労せず周りから認められていいよな…』と思ってしまうんです。でも、苦労していない人なんていないと思うから。

『ここまで来るのに、きっと時間と労力をかけたんだろうな』『目立っている分、人にいやなことも言われてきたんだろうな』と裏側を想像すると、その人が受けている評価が、苦労の末に手に入れた正当なものだと思えるんです。そうすると、卑屈な嫉妬心もスーッと消えていくんですよね」（20代・女性）

「嫉妬心に飲み込まれそうなときは、人に向かっている意識を、グッと自分のほうに持ってくるように意識しています。

『あの子はいいな』と思っているときは、他人に意識が向いているとき。他人のことをいくら考えても、他人はコントロールできないし、自分はなにも変わらないですよね。どんどん苦しくなるだけだから、どうにか自分のほうに気持ちを向き直すんです。

例えば、仕事で評価されている人を見てモヤモヤしたら…。『自分は、どんな風に評価されたいだろう。そのためには、なにができる？』と考えてみるんです。自分のことなら、自分でコントロールできますから。自分にできることを考えたほうが、自然と気持ちが前を向くんじゃないでしょうか」（20代・女性）