EXIT「忘れられた時に死ぬのかな」「死ぬまでの暇つぶし」 “死の教育”に反響

「死の教育」について放送した今回。正解のないテーマにEXITや出演者の社会学者の言葉に考えさせられる人が多かったようです。

■社会学者「家族や仲間を愛おしむことができる」

番組では、著書『死の講義』で死を学ぶ重要性を説いている社会学者の橋爪大三郎さんがリモート出演しました。

ネット上では、子供に死を教えることについては「死を授業で扱うとかトラウマになるからやめて」「どうせいつか死ぬからその時考えればいい」「死について考えたら心病んで、逆に早死にしそう」など批判的な声も少なくありません。

これについて橋爪さんは「“死を考えると怖くなる”というのは“死の本生”。“怖いけど生きている”これが人間で、動物のように怖くなく生きているのとは違う。そこに誇りと尊厳がある。だから“死ぬ相手”として、家族や仲間を愛おしむことができる。相手が死ぬってわからなきゃ、そんなこと出来ないんです」と、死について考えることは、ネガティブなようでポジティブに変わることであると説明しました。


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■学校では「タブー視」しているわけではない

また、教育現場で「死」について扱うのはタブー視されていることについては、橋爪さんは「公教育では、宗教について扱ってはいけない。死を正しく扱おうとすると、宗教が絡まざるを得ない。だからタブー視しているのではなく、やめている。これは正しいと思う」と考えを述べます。

また「死」については、家庭・親・宗教団体が教え、自身で本を読むべきであることも説明しました。


■子供に「死」について質問されたら…

さらに冒頭で紹介した、息子に「死」について問われた際はどうするのか…について橋爪さんは、まず「こういう質問をしたら褒めてあげる」とひとこと。

続けて「色んな言い方があるが『お母さんも考えておくから、あなたも考えて。1年経ったら相談しましょう』。そして1年後に子供が意見を言ったら、それも褒めてあげる。それで十分だと思う」と伝えました。

これにはりんたろー。さんも「僕らも親になった時に、それを教えるのは難しい。『2人で考えることはできるよね』というのが結論に達するのかなと思う」と納得した表情を見せました。

今回の放送に視聴者は「りんたろーさんの、忘れられること=死、って言うのは自分の生き方も見つめ直すことが出来て、良い考え方だと思うなぁ」「かねちーの『死ぬまでの暇つぶし』は全く同感。一瞬も永遠も時間が計れない点では同じ。求めすぎず、一瞬一瞬の積み重ねで生きていたい」「死の教育 橋爪先生のお話完結でわかりやすかった。 子どもが死のこと聞いてきたら、褒めて一緒に考えよう、1年後また考えようってステキ!」「死について、、、改めて家族で話してみようと思います」など多くの反響が寄せられています。

正解がないからこそ「考えること」の重要性を感じた視聴者も多く見られました。

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(文/fumumu編集部・冬野 とまと

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