「自分らしさ」ってなんだろう？　ありのままを認める3つのヒント

「『ポジティブな人』『ネガティブな人』と分けることが多いけど、実際は、ポジティブな部分とネガティブな部分、誰しもがどちらも持っていると思うんです。自分をどちらかに寄せて考えてしまうと、自分で自分を枠にはめ込んでしまう気がします。

『私はネガティブな人間だ』と考えると、つい物事を悪い方向に考えてしまうだろうし。反対に『私はポジティブな人間だ』と思いすぎると、いざというときに弱音を吐けなくて苦しいかもしれないですよね。

明るい性格と、暗い性格。どちらも持っていると思えたら、自分にレッテルをはることもなくなるんじゃないでしょうか」（20代・女性）

「なにかを考えるときに、義務感や正義感を持ち出すのは危険だと思います。その考え方が必要な場合もあるけど、あまりにも考え方が凝り固まると、自分の本音を見失ってしまうから。

本当は嫌だと思っているのに、人からのお願いを『困っているから、助けてあげるべき』と無理に引き受けたり。人からの言葉で傷ついているのに、『自分はこれくらいで傷つくタイプじゃないから、笑って流すべき』と思い込んだり。

自分がどう思っているかを無視してばかりでは、自分らしさは見つからないですよね。単純な好き嫌いとか、直感とか、素直な感情をときには優先したほうがいいと思います」（20代・女性）