お台場に森ビル×チームラボのデジタルアートミュージアムがオープン
各地でデジタルアートを展開するチームラボが森ビルとコラボした新施設「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」が21日にお台場にオープン
森ビルとチームラボが6月21日に東京・お台場パレットタウン内にオープンする、本格的デジタルアートミュージアム『MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless』。
チームラボはこれまで、京都の下鴨神社で「光の森」と森の参道を光のアート空間にしたり、フランスやシンガポールでさまざまなアート作品を発表するなど、国内だけではなく、世界中で活動しています。
チームラボによるお台場の作品展示は2016年の夏以来で、東京初の常設施設となっています。
■境界のないアート
名称にもなっている『ボーダレス』は、1つの作品が他の作品と境界がなく、混ざり合う作品群による境界のない1つの世界を意味します。
520台のコンピューター、470台のプロジェクター、10,000㎡の圧倒的なスケールによって、全く新しい世界を体験することができます。
展示作品は全部で約50作品で、中には世界初公開のものもあるそうです。
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■5つのエリア
「エプソン チームラボ ボーダレス」は、5つの世界で構成されています。
①Borderless World
アート作品自体が動き出すことから、作品同士がコミュニケーションを行い、影響し合ったり、混じり合ったりします。ここに訪れる人々は作品の一部になり、作品の表情は変化します。
自分たちで今までにない1つの芸術作品を作り上げてみては。
②チームラボアスレチックス 運動の森
「身体で世界を捉え、世界を立体的に考える」がコンセプト。脳の海馬を成長させ、空間認識能力を鍛える新しい「創造的運動空間」です。
まるで宇宙にいるような気持ちになるトランポリンや暗闇の中、光る石を踏み場にしながら登るボルダリングのエリアなどが設置されています。
アートの中で思いっきり運動して、いい汗もかけそうですね。
③学ぶ!未来の遊園地
「共同的な創造性、共創」がコンセプト。他の人たちと共に世界を自由に創造することを楽しむ「遊園地」です。
自分が描いた魚の絵が水族館の水槽の中で泳いだり、滑り台を滑ったら跡からフルーツが育ったりする、子供に人気のコンテンツが並ぶエリア。
小さい子を連れて行ったり、自分が子供のころの純粋な気持ちに戻ったりして、思いっきり楽しみたいですね。
④ランプの森
人がランプの近くに立ち止まり、しばらくじっとしていると最も近いランプが強く響き音色を響かせる仕組みになっています。
ランプの光は最も近いふたつのランプに伝わって、連続して広がっていき、必ず最初のランプに戻っていくロマンティックな演出も。まるでおとぎ話のようです。
⑤EN TEA HOUSE
ミュージアム内に「EN TEA HOUSE – 幻花亭」がオープンします。
一服のお茶を点てると、お茶の表面に花が咲いていく仕掛けで、目でも楽しんで、こだわりのお茶の味も堪能できる贅沢な空間になっています。
「和」と最新技術を見事に融合したアートプログラムですね。
梅雨がまだまだ続く時期。なかなか外で遊ぶことができないからこそ、ミュージアムに来て思いっきり遊んでみては。
【施設概要】
施設名:森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス (MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless)
時間:月~木/11:00~19:00(21:00)、金・祝前/11:00~21:00(22:00) 、土/10:00~21:00(22:00)、日・祝/10:00~19:00(20:00) ※最終入館は閉館の1時間前 ※()内は6/21(木)~8/31(金)までの特別延長時間 ※営業時間はシーズンによって異なります
休館日:第2・第4火曜日
住所:東京都江東区青海1-3-8 お台場パレットタウン
料金:大人/高校生以上(15才〜) 3,200円、小人/中学生以下(4〜14才) 1,000円 ※7/31(火)までは期間限定オープン記念チケット 2,400円(大人) ※料金は税込み