藤原竜也と竹内涼真の心臓爆発!? 怒涛のアクション連続『太陽は動かない』

藤原竜也と竹内涼真がバディに! 産業スパイとして活躍する映画『太陽は動かない』

■心臓に爆弾チップが……!

そんな2人の熾烈な争いを追う怒涛のストーリー展開はもちろんですが、一番のおもしろさは、2人が「産業スパイ」というキャラクター設定でしょう。

「産業スパイ」である鷹野、田岡は、所属している「AN通信」を裏切らないように、心臓に爆弾を埋め込まれていて、24時間ごとに本部へ定期連絡を入れなければ、爆死してしまうのです。

本作では、敵につかまった鷹野が、組織に連絡ができず、爆弾が爆発するカウントダウンが始まる緊迫したシーンも登場。この絶体絶命の危機に、鷹野はどうなるのでしょうか?


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■味わい深い圧倒のアクション映画

この手に汗握るシーンのメガホンを取ったのは、羽住英一郎監督。海上保安官の活躍を描いた映画『海猿』シリーズを手がけただけあって、迫力のある大規模なアクションシーンに圧倒されること間違いありません。

一方、原作者の吉田修一さんは、本作のような怒涛の展開を見せるサスペンスを多く発表していますが、公園を舞台に男女の触れ合いを淡々と描いた小説『パーク・ライフ』で、第117回芥川賞を受賞。つまり、日常と非日常、それぞれのシーンを瑞々しく切り取る作家の手腕によって、本作もただのアクション映画ではなく、より味わい深い作品に仕上がっています。

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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ

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