『岸部露伴』第3夜に「傑作」の声続出 飯豊まりえからもラブコール

放送終了直後から続編希望の声が殺到

高橋一生

『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる荒木飛呂彦が原作を務め、高橋一生さんが主演の実写版ドラマ『岸部露伴は動かない』(NHK総合)の第3話が30日に放送。

原作を改変した演出があったものの、ファンからは好評の声が飛び交いました。また、出演者からも「続編希望」の声があがっています。

※以降、ネタバレを含みます。


■人格に変化?

最終夜となる第3話で扱われたのは、漫画『岸部露伴は動かない』の2巻に収録されている「D.N.A」というお話。

編集者・泉京香(飯豊まりえ)から恋人の写真家・平井太郎(中村倫也)について相談された露伴(高橋)は、彼が6年前に交通事故に遭い、現在も社会復帰を果たせていないこと、そして事故の前後で人格が変わってしまったことを知ります。

本人を紹介され、話をしていたところすれ違った子供の手が太郎の服を掴み、転倒するというハプニングが。真央と呼ばれる少女は、左右異なる色の瞳で太郎を見つめ「はちにんこ」と声をあげるのでした。


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■不思議な少女

真央の母親・片平真依によると、娘は小さい頃から人と接するのが苦手で、ぬいぐるみで壁を作り中に引きこもるのが好きなのだそう。

おまけに言葉をさかさまに喋り、一緒にいると事故が多発するいわく付きの少女。父親は交通事故で亡くなり、ずっと一人で娘を育ててきた真依は精神的に参っているようでした。

太郎のことで縁があり、「一度見てやって欲しい」と頼まれた露伴は、自身のスタンド能力で真央の脳内をのぞき見。しかし、母親が言うような異常はどこにも見つからず、目の色や話し方、そして性格は一種の「個性」に過ぎないと気づきます。

むしろ「この子は普通じゃない」と主張する母親に守られ過ぎて、自由に生きていけない心情が浮き彫りになっていたのです。

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