見取り図はまさに「大阪」の象徴? 映画『ジョゼと虎と魚たち』

大阪出身のお笑いコンビ・見取り図の2人が、全国制覇する前兆?

見取り図

『M-1グランプリ2020』(ABCテレビ・テレビ朝日系)で3位に輝いたお笑いコンビ・見取り図。現在公開中のアニメーション映画『ジョゼと虎と魚たち』で、声優に初挑戦しています。

本作に見取り図が起用されたのは、「大阪」を感じさせる芸人さんだったから、と語るタムラコータロー監督。お笑い芸人としてだけではなく、さらに活躍の場を広げる予感大の見取り図と、本作の「大阪」の関係に迫ります。


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■原作は田辺聖子の恋愛小説

ジョゼと虎と魚たち

映画『ジョゼと虎と魚たち』は、芥川賞作家・田辺聖子さんの同名小説が原作。車椅子生活を送るジョゼと名乗る少女(清原果耶さん)と、彼女の世話をする大学生、恒夫(中川大志さん)との恋を描くラブストーリーです。

大阪府大阪市出身の田辺さんは、描く小説の舞台を大阪に据えることも多く、1985年に角川書店から刊行された本作も、大阪が舞台。大阪の名所も多く登場しています。


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■盛山晋太郎演じる「店長」

見取り図・盛山晋太郎

本作のメガホンを取ったタムラコータロー監督は、原作者の意図を汲み、「大阪の作品を作るに当たって、大阪の芸人さんを入れないのはつまらない」と思っていたと告白。そこで見取り図を紹介され、ツッコミの盛山晋太郎さんの声を聞いたとき、恒夫のアルバイト先の西山店長役に「いけそうだな」と思いついたそう。

見事その期待に応えた盛山さんも、大阪府堺市出身。「こんな素晴らしい作品に、中川大志さんの役の上司という重要なポジションで参加させていただけた」と、自身の声を、劇場の大スクリーンで鑑賞できることを喜びました。

続きを読む ■リリー演じる「駅員」

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