草彅剛、大河ドラマ出演記念! 出演作人気ベスト5

来年1月に放送予定の『青天を衝け』に出演する草彅剛さん。これまでの出演作品ベスト5をご紹介!

草なぎ剛

俳優の吉沢亮さんが「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一を演じるNHK大河ドラマ『青天を衝け』(2021年1月放送)。その渋沢と親交の深かった江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜役を、草彅剛さんが務めることで話題になっています。

草彅さんといえば『蒲田行進曲』で知られる劇作家、つかこうへいさんが「天才」と称したほど、その高すぎる演技力で有名。

そこで、「大河の草彅さんは、どんな慶喜将軍を見せてくれるのだろう?」との期待から、SMAPファンの方120名にご協力いただき、草彅さんのこれまでの出演作の中から、思い出深いものを選んでいただきました(アンケート実施期間:2020年12月15日~17日、複数投票、匿名投票による)。

さすが生粋のファンが選んだだけあって、「俳優・草彅剛」の代表作が目白押し! その中から特に人気の高い5作品をご紹介します。


■『ミッドナイトスワン』(2020年)

今年9月に公開され、現在もロングラン上映中の草彅さん主演映画最新作。ニューハーフバーで働くトランスジェンダーの凪紗に草彅さんが扮し、親戚の娘・一果(服部樹咲さん)を預かるところから、物語ははじまります。

最初は仕方なく一果を預かったものの、次第に母性に目覚めていく凪紗。自分の全身全霊を一果に捧げる、凪紗の献身ぶりは清々しいほど圧巻です。

一本筋の通った凪紗というキャラクターに、リアルな命を吹き込んだ草彅さんの演技は、つかこうへいさんいうところのまさに「天才」。随所にメタファーが散りばめられ、不思議な爽快感ともの悲しさを残すラストは、脚本も手がけている内田英治監督ならではの演出といっていいでしょう。


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■任侠ヘルパー(2009年)

草彅さん演じる暴力団員・翼彦一が、次期幹部の座をめぐり、正体を隠して老人介護施設のヘルパーとして働く姿を描く大ヒットドラマ。後に映画化され、劇場まで足を運んだファンも多かったそう。

この暴力団と老人介護という、一見縁遠い世界の組み合わせが絶妙な設定ですが、高齢者虐待や家族問題など、現実的なエピソードが随所に盛り込まれ、思わず考えさせられるリアルな仕上がりになっています。

そこにさらなる現実味を加えるのは、やはり草彅さんの圧倒的な演技。素は穏やかで優しいと評判の草彅さんが繰り出す、ガラの悪い喋り方といったら! 「俳優・草彅剛」の七変化を堪能できる代表作です。

続きを読む ■僕の生きる道(2003年)

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