切なすぎる… ドラマ『35歳の少女』が視聴者の心に響くワケ

毎週土曜夜10時から放送されているドラマ「35歳の少女」が泣けると話題に! 心に響くワケを分析してみた

■”友達”の定義の変化

第2話の放送では、小学生の頃のクラスメイトで初恋相手である・広瀬結人(坂口健太郎)とともに、25年ぶりに親友たちと会うことに。

時を経てかつての親友たちと温かな言葉を交わし再会を喜ぶ望美でしたが、その後彼女たちのSNSには”友達”とは到底呼べない内容の投稿が。それは望美の深刻な状況を踏み台にし、優越感に浸った内容のものでした。

子供の頃は、損得ない純粋な付き合いをするものでしたが、大人になってからの”友達”の定義は、利害関係を含むものになったり、マウンティングの材料になったり、ただ孤独を紛らわすものであったりと、良くも悪くも広がりすぎてしまったのです。

SNS主義社会に生きながらも、大切なものを取り戻そうという純粋な気持ちにさせてくれる場面でした。


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■親子で軌跡を振り返ろう

人間関係で生じるソーシャルイシューの他にも、人間の成長過程で生じる反抗期や性、思春期の恋愛に悩む様子も描かれたドラマ『35歳の少女』。親になった人も子供も、それぞれの成長過程も振り返ることができそうです。

こんなご時世だからこそ「あなたも昔はこんな時があったね」「過去にこんな親子喧嘩をしたことがあったよね」など振り返りながら、家族とのコミュニケーションを大切にしていきたいですね。

望美はこれからどのような成長を遂げていくのか…今後の展開も目が離せません!

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(文/fumumu編集部・fumumu編集部

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