『zero』で取り上げた「生理と仕事」に反響 低用量ピルの紹介に困惑も

3日放送の『news zero』では、生理について取り上げました。

■女性社員は「エフ休」

生理休暇のある企業でも「使いづらい」「言いづらい」との声があがるなか、株式会社サイバーエージェントでは、女性社員の休暇の呼び方をすべて「エフ休」で統一(英語で「女性」の意を持つ「Female」の頭文字)。

休暇の理由をわからなくすることで、取得しやすい制度を取り入れていることも紹介されました。


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■落合陽一「腕からそんだけの血が出たら…」

メインキャスターを務めるフリーアナウンサーの有働由美子さんも生理休暇について「言いづらかった」と振り返り、周りの理解を得られないかも…との考えもあったことを述べました。

続けて「女性だけに限らず、男性も体調が悪かったら休む。それについて周りの理解があるというのは、コロナの時代、もっと求められると思います」と訴えました。

また、有働さんから「どうやったら理解が進むのか」と問われた実業家の落合陽一さんは「男性の理解という面では、毎月出ている血の量を考えると…腕からそんだけの血が出たら、みんなアタフタするくらいの量でしょうし」と語りました。


■低用量ピルの紹介に「困る」

この放送には「生理のことをNEWSで 取り上げているのは 凄く良いことだと思います。 苛々は性格ではない」「当たり前に許される世の中になあれ。F休暇っていう呼び方、いいですね」との反響や「生理ってあれだけの血が腕から出たら、、、 とか想像する落合さんすげぇな、、、」と落合さんの想像力に称賛の声も見られました。

一方で「生理痛が酷いならピル飲めばって 簡単に言われる様になるから こういう広め方しないで欲しい」「副作用は人によって色々だけど、ホルモン量変える薬だから気軽に飲めば良いみたいな認識されても困る」と、低用量ピルについて軽く取り上げたことへの意見も多く寄せられています。

薬である以上、体質に合わない場合や副作用が起きる人も少なくない低用量ピル。服用することで生理痛が改善されたり、PMSや月経困難症がなくなるわけではありません。

生理への理解とともに「生理痛がなくなる」「安定する」、さらには「避妊薬」と未だに誤解の多い低用量ピルへ正しい認識も広がってほしいですね。

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(文/fumumu編集部・冬野 とまと

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