都市部では、繁華街で知らない人に声をかけられることがよくあります。キャッチセールスや客引きなど、声をかける理由はさまざま。
中でも、女性をターゲットにしたものに、キャバクラや風俗のスカウトがあります。映画化もされた漫画『新宿スワン』で、存在を知った人も多いのではないでしょうか?
■声をかけられたことある?
fumumu編集部では、全国20〜60代の女性672名に、街中で水商売や風俗のスカウトに声をかけられたことがあるかどうか、調査を実施しました。
「ある」と答えた女性は、全体で17.1%と2割に届きませんでした。
多くの人にとっては、水商売や風俗のスカウトは縁がないようです。
「知らない男性から声をかけられても、明らかに怪しい感じだと無視して立ち去るようにしています。だからなにが目的で声をかけてきたかは、わからない場合がほとんどですね」(20代・女性)
もしかするとスカウトに声をかけられているけど、話を聞いていないだけかもしれません。
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■声をかけられる比率が高くなっている
年代別では、若い人ほど割合が多くなっています。
年代が上がると、スカウトの存在すら知らなかった人もいるようです。
「そんな人たちが存在するってことを、映画『新宿スワン』が公開されるまで知りませんでした。
ホストにハマるなどしてお金に困った子を紹介するなんて話は聞いたことがありますが、街中で働きそうな女の子を引っ張ってくるなんてできるものなんでしょうか?」(40代・女性)
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■だらしない感じの女性を狙う
キャバクラのスカウトに声をかけられたことがある女性は、理由を次のように分析しています。
「上京した頃は、よくキャバクラのスカウトに声をかけられていました。『がんばって背伸びしているけど、隠せない田舎感』がある子が、目をつけられやすいと聞いたことがあります。
キラキラした世界に憧れているため、そんな気持ちを刺激するようなことを言えば乗ってくる女性がいるのかもしれませんね」(20代・女性)
同じスカウトでも、風俗では少しターゲットが変わるのかもしれません。
「私はあまり見た目を気にしないタイプなのに、風俗のスカウトに声をかけられたことが何度かあります。
『ジャージを着ていたり髪がプリンだったりとだらしない子を狙う』とネットで見たので、もうちょっと外見にも気を遣ったほうがいいなと思ってしまいました」(20代・女性)
歓楽街近くを歩いているときに声をかけてくる人は、スカウトかもしれないと考えておいたほうがいいでしょう。
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(文/fumumu編集部・ニャック)