cocoのLGBT迷子中:池袋でキャバ嬢デビューから2週間…違う店に移籍を決意

あれ? 自分、地味すぎる店の方が合うかもしれない

cocoのLGBT迷子中キャッチ

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田舎から履歴書を送り、池袋のキャバクラでキャバ嬢デビューしたけれど、待っていたのは「自信崩壊」。

大箱の人気店に馴染めずにいたら、中箱店からスカウトされました。


■店を裏切る?

美女揃いの有名店で、羽振りの良い業種や業界人に囲まれて、仕事することに馴染めなかった私。

仕事を始めて2週間くらい経っていましたが、「体験してみてから決めてもらえればいいから」とスカウトの柳田氏に言われても、さすがに他店に移動するのは早すぎるんじゃないかと悩みました。

今いるお店は、田舎から上京する私のために寮や布団を用意してくれ、空港までスタッフが3名も迎えに来てくれたのです。

色々良くしてくれているのに「いざ働いてみたら合わなかったのでやめまーす!」 というのは非常識すぎるのではないか。いや、常識云々よりも、純粋に申し訳ない…。でも、確かに、試しに一度働いてみてから決めてもいいのかも?

ついに私は、池袋の中箱『酔蝶花』で1日体験入店することにしました。


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■地味すぎないか

『酔蝶花』は雑居ビルの3階にあり、今働いている大箱に比べると明らかに暗く、地味な店構えでした。

働いているキャバ嬢も、ヘアメイクが付いているはずなのに、どこか垢抜けない感じの女の子が多く、身につけている衣装もスーツや暗い色のドレスが目立ちました。

今いる店はボディコンや原色だらけでギラギラしていて、それが東京のキャバクラだと思い込んでいたので、私は『酔蝶花』のあまりの渋さにちょっと驚きました。同じ池袋で、目と鼻の先にある店なのに、こんなに違うのかと。

しかし、その戸惑いもつかの間。20時近くになり同伴組が出勤しだすと、一気に店の中が華やかになりました。かわいくてスタイルの良い人気のある嬢がどんどんやって来ます。


■すんなり馴染む

私をスカウトした柳田氏が、黒服として仕事をしています。「cocoさん、お願いします」柳田氏に呼ばれ、いよいよテーブルに案内されます。

活気付いた店内で、最初についたのは常連さんのテーブル。「今日からの新人さん、cocoちゃんです!」柳田氏に紹介され、4名連れのお客様の間に座ります。

すでに先輩ホステスが座をあたためてくれており、その先輩もニコニコしながら「はーい、みんなよろしくねー!」と私をあたたかくフォローしてくれます。

最初は暗くて地味だ、と感じた『酔蝶花』でしたが、ふと周りを見渡すと満卓で賑やか。でっかいシャンデリアも、華々しいショーもカラオケもないけれど、狭い店内にお客さんも女の子もぎゅうぎゅうで、ニコニコしています。

あれ? なんか、居心地いいかも。女の子同士もギスギスしてなくて、確かに仕事しやすそう。

お店の閉店時間が近づく頃には、すっかり愛着も湧いてしまって、『酔蝶花』に移籍したい! と思うようになっていました。

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(文/fumumu編集部・coco)

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