困窮学生に「出世払い」でパンを提供 利用者から感謝の声続出

『ペンギンベーカリーカフェ』で学生や小学生などがいる家庭を対象としたサービスが実施されました。


パン
(Oxana Medvedeva/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

新型コロナウイルスによって飲食店などが大打撃を受けていますが、学生のアルバイトは接客業・サービス業が多くを占めているため学生への影響も大きいです。シフトが減らされたり仕事自体がなくなったりして、学費が払えない可能性が出ている人も…。

SNSでは、一人暮らしのために明日の食事すらままならない人も見受けられます。

そんな中で、北海道で8店舗展開している『ペンギンベーカリーカフェ』が、無償で学生や小学生などがいる家庭にパンを提供するサービスを実施。『けやきヒルズ』(ABEMA)でも取り上げられ、話題になっています。


■パンを学生に無償提供

『ペンギンベーカリーカフェ』は、無添加物の食パンなどを提供している店。

店舗には、「コロナで生活が苦しくなった学生さんへ! 毎日の食事にも困っている状況でしたらペンギン店舗か下記へ連絡ください。ペンギンのパンを出世払い=無償でご用意します」と、新型コロナウイルスによって食事もままならなくなった学生にパンを無償提供する旨の張り紙が貼られています。


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■提供している内容

無償提供を始めたきっかけは、店主がアルバイトができない学生が増え、生活苦になっているニュースをテレビで見たこと。現在、店内の約80〜100種類のパンから好きなものを一人5個選べるようになっており、学生だけでなく小学生などの子供を持つ世帯も対象となっています。

今回、厳密には出世や成功したら支払う“出世払い”で提供していますが、無料でもらうのは申し訳ないと思う人もいるかもしれないため、もらいに来やすいようにあくまで“出世払い”の体裁をとっているとのこと。

「将来立派になって思い出してもらってパンを買いに来てもらえたら」と話していますので、今回のことで助かった人はいつか恩返しをしても良いかもしれません。


■「感動しました」

張り紙を見た学生からは「感動しました」「コロナ落ち着いたら絶対に買いに行きますからね」などの反応とともに、利用者からの感謝の声も続出しているようです。

こんな温かな助け合いが増えたら嬉しいですね。

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(文/fumumu編集部・神崎なつめ

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